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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第185話
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派”の連中と一緒に姿を消した事。”その全てにメンフィルが関わっている。”」
「!?ちょっと待って!”六銃士派”の連中が姿を消した事は幾ら何でもメンフィルは関わっていないでしょう?話によると全員、自分の意志で姿を消したって話だし……」
「……行方知れずの大勢の連中の食糧とかを用意できそうな”連中”も例の襲撃事件によって都合よく姿を消しているだろう?」
「!!”ラギール商会”……!まさかメンフィルは”六銃士”達にディーター・クロイス政権に対するクーデターを起こさせるつもり……!?」
「ああ……しかも”六銃士”の連中はクロスベルの市民達にとってあのアリオスさんをも超える”英雄”的な存在だからな。案外あっさり成功すると思うぞ。」
「そして”六銃士”達がトップに居座ったクロスベルを裏から操るって寸法ね……けど、それだと一つだけ疑問が残るわ。”六銃士”達の今までの行動とかを考えると、大国の”狗”に成り下がるような連中とはとても思えないけど…………―――――!!」
トヴァルと共にある事を推測したサラ教官は不思議そうな表情をしたがある人物達の話を思い出した。
しかし……話を聞く限り、クロスベルという地域にはお父様どころかかのユン・ガソルの国王ギュランドロス・ヴァスガンと”三銃士”達が共に手を取り合っているのですから、近い将来クロスベルは”覇道”を歩む事になるかもしれませんね
フッ、俺も最初聞いた時は正気かと思った程だぞ?何せギュランドロス・ヴァスガンはクロスベルをいつか支配し、ゼムリア大陸の国家間の力関係を変えてクロスベルを大国へと成長させると豪語していたからな
―――1つ言っておきましょう。”覇王”の資質を秘めている方が戦場の指揮をすればどのような逆境であろうと勝利に導くのが”覇王”です。実際かつてそれほど領地がなかったセンタクス領の領主であったお父様も各国や他のメルキア領に戦争を仕掛け、全て勝利しましたから。―――しかもお父様に加えてギュランドロス国王や”三銃士”もいるのなら、もはや手は付けられないと思いますよ?
「……………………………」
ある人物達―――メサイアとレーヴェが口にした”六銃士”の性格や話を思い出したサラ教官は厳しい表情で黙り込み
「おい、サラ?どうしたんだ?何か気付いた事があるのか?」
サラ教官の様子に気付いたトヴァルは尋ねたが
「…………何でもないわ。(幾ら何でもメンフィルが”六銃士”と協力してエレボニアとカルバードに戦争を仕掛けるなんて、荒唐無稽な話ね。第一もしそうだとしても、オリヴァルト殿下によるプリネ達の留学の要請に応えるなんて、ありえないわ。)」
サラ教官は首を横に振って答えを誤魔化した。
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