2部分:第二章
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ここまで話したうえで皆に尋ねた。
「いい考えだろ。これなら話がすぐに終わるぞ」
「何か今日の先生冴えてるよな」
「確変ってやつか?」
生徒達は先生の考えを聞いてもこれまでと態度を変えずにこう言うのであった。
「いつもはマジでゴリラブタなのによ」
「こりゃ明日台風と地震がいっぺんに来るな」
「・・・・・・あのな、御前等」
言われっぱなしの先生も流石に腹に据えかねて彼等に言ってきた。
「俺を何だと思ってるんだ?」
「ですから先生だって」
「そう思ってるんですけれど?」
「嘘つけ、嘘を」
少なくとも普段からボロクソに言ってくれていることはわかる先生だった。そうでなくてはここまで言う筈がないからである。これだけはわかった。
「まあいい。それでだ」
「ええ」
「これでいいな?」
あらためて彼等に問うのであった。
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