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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第181話
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ンは仲間達や学院長達と共にリウイ達に事情を説明した。



「なるほど……まずはこの結界とやらをどうにかする必要がある事か。」

「中に入る事ができれば何とかできるかもしれないのに、歯がゆいですね……」

事情を聞き終えたアンゼリカは真剣な表情で悔しそうな表情をしているエリゼと共に旧校舎を見つめ

「………今までに見た事のないタイプの結界です、リウイ様。解除には少々時間がかかりそうです。」

「ならば、余の魔術で粉々に破壊してくれる!」

ペテレーネの報告を聞いたリフィアは魔術を放とうとしたが

「止めて置け。結界を破壊した際旧校舎まで破壊してしまうだろうが。―――エステル、頼めるか?」

リウイはリフィアの行動を制止した後エステルに視線を向けた。



「ええ、あたしに任せて!」

するとエステルは結界の前に近づいて棒を構え

「え〜と……話を聞いていましたか?攻撃は全て吸収されてしまうんですよ?」

エステルの行動を見たトマス教官は苦笑しながら言ったが

「ハハ……まあ、見てればわかりますよ。」

「ハ、ハア……?」

苦笑するヨシュアの言葉に首を傾げた。



「―――サティアさん、フェミリンス、力を貸して!ハアッ!!」

そしてエステルは内に秘めたる膨大な神気、棒に込められているフェミリンスの加護を受けて”神”の力を解放した状態になり

「こ、これは……!」

「ふえええええ〜っ!?」

「何て威圧だ……!」

エステルの状態を見たヴァンダイク学院長は目を見開き、トワとジョルジュは驚き、エステルの事情を知らない者達も全員驚くか信じられない表情でエステルを見つめた。



「ハァァァァァ………剛震撃!!」

力を溜め込んだエステルが強烈な一撃を結界に叩きつけるとその場に地震が起こると共に結界に小さな罅が入った!

「へっ!?」

「嘘っ!?」

「ええっ!?」

「……………」

それを見たリィンとアリサ、エマは驚き、エマの傍にいたセリーヌは口を大きく開けて固まり

「うーん、今のじゃ効き目はあんまりないみたいね。だったら一点集中攻撃よ!――――流れるは水!咲き始めるは桜!」

エステルは首を傾げた後罅が入った場所に凄まじい連携攻撃で集中攻撃し

「咲き上がれ!聖炎の華!奥義――――蒼流桜花聖炎華撃―――――ッ!!」

最後に”聖炎”を宿した渾身の一撃を結界に叩きつけた!するとエステルの連携攻撃によって罅だらけになっていた結界は音を立てて粉々に砕け散った!


「なんと……!」

「ええっ!?」

「あ、ありえない……!どんな攻撃も効かなかった結界をこうも易々と破壊するなんて……」


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