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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第181話
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絡してケルディックからの応援を頼んでおいて正解だったな。」
レーヴェに尋ねられたリウイは静かな表情で答え
「へっ!?ケ、ケルディックからの応援って―――」
リウイの答えを聞いたリィンが呆けたその時!
「うふふ、皆さん、こんばんは♪」
「やあ。予定よりも早く到着してしまったよ。」
レンがアンゼリカと共にリィン達に近づき
「あ……っ!―――アンちゃん!」
「アン……絶対に来ると信じていたよ。」
「へっ、まさかこんなタイミングで来るとはな。」
アンゼリカの姿を見たトワとジョルジュ、クロウは明るい表情をした。
「アンゼリカ君、どうやらその様子だと元気でやっているようじゃな。」
「ええ、お蔭様で。私を魔王の元から連れ出してくれた可憐なる
騎士
(
ナイト
)
のお蔭で中々面白い毎日を送らせてもらっていますよ。」
ヴァンダイク学院長に話しかけられたアンゼリカは口元に笑みを浮かべてレンに視線を向け
「ま、”魔王”ですか……」
「えっと……ログナー侯爵の事ですよね?」
「ア、アハハ……」
アンゼリカの言葉を聞いたセレーネは表情を引き攣らせ、ツーヤとプリネは苦笑し
「クスクス、
騎士
(
ナイト
)
を務めたレンなら”白き花のマドリガル”の主役のユリウスかオスカーを務められるかもしれないわね♪」
レンは小悪魔な笑みを浮かべて言った。
「あのね……あんたみたいな悪戯っ娘があたしやクローゼと同じ役を務められるわけがないでしょう?」
するとその時聞き覚えのある女性の声が聞こえ
「えっ!?こ、この声って……!」
「ま、まさか……!」
声を聞いたエマとマキアスが驚いて後ろへと振り向くとエステル達とセリカ達が近づいてきた!
「エステル!?それにヨシュアとミントまで!?しかもあんた達は……!」
「フッ、勢揃いだな。」
エステル達を見た後セリカとエオリアの姿を確認したサラ教官は驚き、レーヴェは静かな笑みを浮かべた。
「Z組のみんな、久しぶりだね。見た所初めての人達もいるようだけど……今は時間もないようだし、自己紹介は省かせてもらうよ。」
「えへへ、ツーヤちゃん、久しぶりだね♪後で手紙にあったツーヤちゃんの妹を紹介してね♪」
「うん、いいよ。」
リィン達に近づいてきたヨシュアはリィン達を見回し、ミントは嬉しそうな表情でツーヤを見つめ、見つめられたツーヤは嬉しそうな表情で頷き
「やれやれ、相変わらず行く先々でトラブルに巻き込まれるているな、セリカは。」
「おい……今回は俺はレンに呼ばれただけだろうが。」
「……………………」
旧校舎を見つめたレシェンテは呆れた
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