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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第181話
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ます!」
「……あたしもエリオットさん達と同じ気持ちです。」
「私もです。―――Z組………―――いえ、この学院の誰もが同じ気持ちだと思います。」
「フッ、できる悪あがきなど知れてはいるだろうが……」
「それでも、可能性がゼロでない限り最後まで諦めたくありません。」
「同感。いっぱい練習したし。」
「そだね。それが”無かったこと”にされるなんて、滅茶苦茶腹立つし。」
「ボクもボクも!これで終わりはやだよー!」
「元より、この建物の調査は我らの役目でもありましたゆえ。」
「今回の異常事態についても私達が調べるのが筋でしょう。」
「……………………」
リィンの言葉をきっかけにZ組の面々はそれぞれ決意の表情でヴァンダイク学院長を見つめた。
「あんた達……」
「フッ……」
リィン達の主張にサラ教官は驚き、レーヴェは静かな笑みを浮かべ
「ふう……本気みたいだね。」
「やれやれ、聞いてるこっちが気恥ずかしくなってくるぜ。」
ジョルジュは溜息を吐き、クロウは呆れた表情で溜息を吐いた。
「ふーむ、意気込みはともかくこの障壁をどうするかですが……」
そしてトマス教官が結界を見つめて呟いたその時
「―――それに関しては心配無用だ。」
なんとリウイ達が近づいてきた!
「貴方達は……!」
「ええっ!?」
リウイ達を見たヴァンダイク学院長は目を見開き、トワは驚き
「エ、エリゼ!?」
「お父様!それにお母様も……!」
「イリーナさんとリフィア殿下、エクリアさんまで……!一体皆さんが何故ここに……」
「リウイお兄ちゃん♪」
リィン、プリネ、ツーヤは驚き、エヴリーヌは嬉しそうな表情をした。
「―――先程学院の方から妙な気配を感じると思っていたが、まさかこんな事になっていたとはな……」
「ええ……話には聞いていましたが、この校舎には”何か”がいるのでしょうね。」
「古代から存在している魔物か……もしくは古代兵器かもしれませんね……」
「どちらにせよ、学院の皆が楽しみにしていた学院祭を中止にしようとする等万死に値する!」
「ええ……!皆さん、楽しみにしていたのですから……!」
「……プリネ達が一生懸命頑張ったのに……許せません……!」
リウイとイリーナは結界に包まれている旧校舎を見つめ、エクリアは考え込み、怒りの表情で旧校舎を睨みつけるリフィアの言葉にエリゼは厳しい表情で頷いてペテレーネと共に旧校舎を睨んだ。
「―――リウイ陛下、先程この結界をどうにかすると仰っていましたが、何か策はあるのですか?」
「ああ。――――念の為にレンに連
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