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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第180話
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安堵の表情をし
「ちなみにメンフィル帝国の方はどうなんでしょうか?」
「無論メンフィルも同じ考えだ。既にリウイ陛下、イリーナ皇妃、ペテレーネ神官長、リフィア殿下、そして専属侍女長であるエリゼとエクリアはトリスタの町の宿に先程到着し、チェックインを済ませた所だ。」
セレーネの質問にレーヴェは静かな表情で答えた。
「ええっ!?リ、リウイ陛下達がこのトリスタに!?」
「わあ……!リウイお兄ちゃんたち、もう来ているんだ♪」
「アハハ……宿の人達が大騒ぎしていないといいのですが……」
レーヴェの話を聞いたリィンは驚き、エヴリーヌは嬉しそうな表情をし、ツーヤは苦笑し
「フフ、そうね。レーヴェ、レンとアンゼリカさんも来るのよね?」
ツーヤの言葉に頷いたプリネはレーヴェに確認した。
「ああ、当日リムジンでトリスタに来ると聞いている。それとリウイ陛下の話ではもしかしたらエリウッド公爵夫婦も明日の学院祭に来訪されるかもしれないとの事だ。」
「エ、エリウッド公爵夫婦って言ったら……」
「確か自殺したはずだったが、何故か記憶喪失になった挙句異世界に流されて公爵家の当主に見初められて正妻になったマキアスの親戚か。」
予想外の人物が来訪するかもしれない話を聞いたエリオットは目を丸くして、静かな表情をしているユーシスと共にマキアスとツーヤを見つめ
「ね、姉さんが学院祭に来るんですか!?」
「それはあたしも初耳です。手紙には学院祭に来たいような素振りは書いてなかったのに……」
マキアスは血相を変えて立ち上がり、ツーヤは目を丸くし
「まだ確定事項ではないがな。」
レーヴェは静かな表情で答えた。
「それよりも明日のステージ、せいぜい気合いを入れなさい。T組のオペレッタだったけ?さっきリハーサルを覗いたけど恐ろしく気合いが入ってたわよ?」
「あれ程の出来映えなら正直優勝してもおかしくないだろうな。」
「え……」
「ま、まさか今日もリハーサルをやってたんですか!?」
サラ教官とレーヴェの話を聞いて仲間達と共に血相を変えたエリオットは信じられない表情で尋ねた。
「学院長に直談判した上で特別に許してもらったみたいね。甘ったれ貴族クラスと思いきや、なかなか大したガッツじゃない。よっぽど君達に勝ちたくて仕方ないみたいね。」
「まあ、T組は今の所Z組に全ての分野において敗北し続けていたのだから、”貴族”の”誇り”とやらをよほどお前達に思い知らせたいのだろうな。」
サラ教官とレーヴェの推測を聞いたリィン達は黙り込んだ、
「ど、どうしましょう……」
「僕達ももう一度くらいリハーサルをした方が……」
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