プロローグ
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リントや本が散乱するんだ」
「調べ物したりする時に丁度いい感じなんですよアレ」
あれ、これなんだっけとか。 そういう時すぐ手に届く範囲にないと嫌なんだよね。 疑問を疑問のままにするのが嫌だ。
「分からんでもないが、君をそれを是とするあまり、片付けなさすぎる。 もう少しでいいから片付けなさい。 不衛生すぎる」
「はーい。 分かりましたよ。 あ、先生。一旦帰って着替えてもいいですか?」
「ん? どうした」
「どうしたって??????制服はまずいでしょう」
先生と俺が勘ぐられると、最悪先生が辞めさせられる羽目になる。 それは本意ではない。
勿論理解して頂いたのか、行って来いと追い払うかのように手を振られた。 解せぬ。
まぁいい。 さっさと行こう。 階段を駆け上がり、ささっと部屋の鍵を開け、カバンを投げる。 ブレザーも投げ捨て、ズボンも放る。 一応ボディシートでくまなく拭き、軽く香水をつける。 さマッチシャツとズボンを履いて、カーディガンを羽織る。 鏡を見ると髪がぐしゃぐしゃなので、軽く整える。 って、俺も何でこんな気合入れてんだろと思いつつ、指輪と袖をあげて、二重ブレスレットをつける。
っと、急いで行かないと。 スニーカーに履き替えて部屋を出る。 階段を降りると、すぐに先生がいた。
「随分と早いな。 しかも結構気合い入った感じじゃないか。 一体どうした」
お前が言うな! と思いながら、何でもないですよと返した。
「まぁ、いいか。 さて行くぞ」
「お伴します」
「本当に、調子狂うな。 まぁいい。さぁ飲むぞ〜」
「それはそこそこでお願いします」
「可愛くない奴め。 お前もさっさと飲めるようになれ」
「それはもう少し待ってください。 時間でしか解決出来ません」
「ほんと、可愛くない奴め」
こうして今日も夜がふける。 まぁ悪くない。 こんな日もたまにはあって良いか。
因みに部屋に帰ったら、散乱してる服とか見られて怒られた。
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