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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第177話
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―!今すぐエマに抱き付くわ―――!」

「はいはい、興奮するのはわかるけどここで飛びつくのはなしよ?」

ベルフェゴールはエマに飛び掛かろうとしているヴァレフォルを抑えつけていた。



「うううっ……信じた私が馬鹿でした……」

「うんうん、睨んだ通り、髪を解いたのは正解だったわね。さすがシャロン。セットも完璧、グッジョブだわ!」

「ふふっ、恐れ入ります。ですがまだ真打ちが残っていますわよ?」

「へ―――」

そしてシャロンの言葉を聞いたアリサが呆けたその時

「フフ、お待たせ。」

ステージ衣装を身に纏ったアイドスがアリサ達に近づいてきた。



「わあ……!とっても綺麗ですわ♪」

「うん……フフ、さすが”女神”と言った所だね。」

セレーネの感想にツーヤは微笑みながら頷き

「まあ、セリカなら驚く事間違いなしだよね?キャハッ♪」

「ア、アハハ……確かに……というかお父様達だけでなく、エステルさん達も見に来るそうですから、エステルさん達も驚くでしょうね……」

口元に笑みを浮かべて言ったエヴリーヌの言葉を聞いたプリネは冷や汗をかいて苦笑しながら頷き

「うむ!さすがはセリカと同じ身体を持つ者だな!」

「や、やめてよ〜。アイドスがセリカに見えちゃうじゃない。」

納得した様子で頷いたアムドシアスの言葉を聞いたペルルは表情を引き攣らせた。



「ほう……確かにアイドス殿が登場すればまさに”真打ち”登場だな。」

「ええ……!アイドスが登場すれば絶対会場はもっと盛り上がるわ……!」

「というか、アイドスを見ていると何だか背景が輝いているようにも見えるよねー?」

「まあ、女神なんだから”女神の威光”とかを纏っているんじゃないの?」

ラウラの言葉にアリサは力強く頷き、不思議そうな表情をしているミリアムの言葉にフィーは静かに呟き

「フフ、ありがとう、みんな。」

女性陣の反応を見たアイドスは嬉しそうに微笑んだ。



「エマ様とアイドス様もそうですがお嬢様や皆様も素敵ですわ。」

「へえ……みんな予想以上に似合ってるな。」

シャロンがアリサ達を称賛しているとステージ衣装を身に纏ったリィン達がアリサ達に近づいてきた。



「あら、そっちもいいじゃない。」

「白い装束……古い宮廷風の意匠も入っているようだな。」

「エセ王子っぽいけど悪くないかも。」

「それを言うならいつも白い制服を着ている貴族の男はみんな、エセって事になるね。」

「エ、エヴリーヌお姉様……」

「言っておきますけど、貴族生徒の皆さんは本物の”貴族”ですからね?」

「まあ……!皆さん、とっても素敵ですわ♪
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