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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第177話
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その後導力バイクで旧校舎に向かったリィンは仲間達にそれぞれの衣装を渡し、リィン達はステージ用の衣装に着替えた。
〜夜・旧校舎〜
「へえ……悪くないんじゃない?」
アリサは自分が身に纏うステージ衣装を見て感心し
「ふむ、露出は多めだが良いセンスをしているな。」
「ん、悪くないかも。」
「黒でお揃いなのもカッコイイ感じだよねー。」
ラウラの言葉にフィーとミリアムは頷き
「でも、おへそを出すのはちょっと恥ずかしいですわ……」
「まあまあ、このくらいの露出だったら、大した事ないと思うよ。」
恥ずかしそうに顕わになっているへその部分を見つめたセレーネの言葉を聞いたツーヤは苦笑しながら諌め
「何だ。エヴリーヌの普段の服と比べれば大した事ないね。」
「むしろエヴリーヌお姉様はもっと露出を控えて下さい……」
肩透かしを喰らったかのような表情で呟いたエヴリーヌの言葉を聞いたプリネは呆れた表情で指摘した。
「まあ、悪くはないけど、もうちょっと露出させてもいいんじゃないかしら?例えば胸とか♪」
「ベ、ベルフェゴール様…………それだと投票してくれるのが男性ばかりになりますよ……」
ベルフェゴールの感想を聞いたメサイアは冷や汗をかいて疲れた表情で答え
「ねえねえリザイラ様、わたし、似合っている?」
「ええ、中々似合っていますよ。」
興味ありげな表情をしているミルモに尋ねられたリザイラは静かな笑みを浮かべて頷いた。
「ふむ、露出もそれ程ではないから、これなら男どもも肝心の音楽の方を聞くだろうな。」
「ブーブー。ワタシはもうちょっと露出させるべきだと思うけどな〜。」
アムドシアスの感想を聞いたヴァレフォルは頬を膨らませて答え
「エヘヘ、みんな似合っているね〜♪」
「フン、”精霊女王”たる私は何を着ても映えるのは当然ですわ!」
無邪気な笑顔を浮かべたペルルの言葉を聞いたフィニリィは鼻を鳴らした後高貴な雰囲気を纏って髪をかき上げた。
「ううっ……何だか落ち着かないです……」
その時眼鏡を外し、髪を下ろし、ステージ衣装を身に纏ったエマがシャロンと共に来た。
「いいんちょ、色っぽいねー!」
「フフ、まさかここまで華やかになるとは……」
「これなら成功する事間違いなしですね。」
「ぶっちゃけエロいね。」
「フィ、フィーさん……」
「ア、アハハ……」
「そうかな?まあ、胸はわりと出ているけど。」
女子達がエマの衣装の感想を言い合っている中フィーの指摘を聞いたセレーネは冷や汗をかき、プリネは苦笑し、エヴリーヌは首を傾げ
「は、離して――
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