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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第175話(インターミッションU終了)
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ーネはリィンを祝福し、口元に笑みを浮かべるユーシスの言葉にリィンは力強く頷いた。
「フフッ、私からも祝福させてもらおうか。」
「アンゼリカ先輩……」
「この調子だと、”例の返事”も期待していいのかな?」
「アンちゃん………導力バイクの件だね。」
アンゼリカの問いかけを聞いたトワは静かな表情でアンゼリカを見つめた。
「ああ……―――リィン、心は決まったか?」
「はい!ありがたく受け取らせて頂きます……!」
「そうか……!」
リィンの答えを聞いたアンゼリカは満足げな表情で頷いた。
「でも、預かるだけですよ?いつか先輩が戻ってくると信じていますから!」
「………………フフッ、ハッハッハッ……!これは一本取られたな……!わかった、その時まで君に預かってもらうとしよう。」
リィンの答えに呆けたアンゼリカは突如笑い出した後口元に笑みを浮かべてリィンを見つめた。
「はい。」
「ふふっ、アンちゃん嬉しそう♪」
「フフッ、今回の旅行も貴重な経験になったみたいね?……おっと、そろそろ時間よ?」
「あ…………」
サラ教官の言葉を聞いたリィンは時計を見てケーブルカーの発車時刻である事に気付いた。
「リィン、次の休暇にまた帰ってくるがいい。今度はエリゼと一緒にな。」
「フフ、このユミルこそがあなたの
故郷
(
ふるさと
)
なのですから……」
「はい!」
両親の言葉にリィンが頷くとケーブルカーの発射を知らせるベルが鳴り響いた。
「どうかお元気で……!兄様、学院祭、楽しみにしていますから……!」
「ああ、待っているよ。―――それじゃあ、また……!」
そしてリィン達はケーブルカーに乗り込み、ユミルから去って行った。
こうして……小旅行はトラブルもあったが、何とか無事に終え……学院に戻ったリィン達は学院祭の準備に向けて猛特訓を始めた…………
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