暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第175話(インターミッションU終了)
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
イラがリィンの傍に現れた後エヴリーヌに続くように転移魔術で消えた!



「帝都で遭遇してから3ヶ月ぶりくらいか……―――今回のユミルの異変はあなたの仕業だな!?」

「いかにも!」

「どうしてこんな事を……!」

「チッチッ、質問が違うのではないかね?君はこう尋ねるべきだ………『どうして自分に興味を示すのか』と。」

「なっ……!?」

ブルブランの指摘にリィンは驚いた。



「フフフフフフ……!改めて名乗らせて頂こう!ハッ!!」

そして高笑いをしたブルブランが跳躍したその時!

「くふッ♪撃ち落してやるよ♪」

「な―――グアッ!?」

なんといつの間にか空中に転移魔術で現れたエヴリーヌが神速の矢を連続で放ち、放たれた矢はブルブランの右腕を貫き、右腕を貫かれたブルブランは地面に叩きつけられた!



「グッ……!”魔弓将”、改めて名乗ろうとしている所で邪魔をするなど無粋ではないか……!」

血を流している右腕を庇いながら立ち上がったブルブランはエヴリーヌを睨んだが

「くふっ♪わざわざ名乗って、隙を作るそっちが悪いんだよ♪さっきはエヴリーヌ達を氷漬けにしたんだから、今度はそっちを氷漬けにしてやるよ♪――――凍っちゃえ!氷垢螺の絶対凍結!!」

「うおおおおおおおおおっ!?」

そしてエヴリーヌが片手に溜め込んだ膨大な魔力を解放するとブルブランの周囲に絶対零度の猛吹雪が発生してブルブランの身体を氷漬けにし

「闇に呑まれちゃえ!―――崩壊のディザイア!!」

「グアアアアアアア―――――ッ!?」

エヴリーヌが続けて放った魔術によって発生した暗黒の霧に包まれたブルブランは悲鳴を上げた!



「―――おのが欲望の為に自然を……精霊を利用した事を”精霊王女”である私が許すとお思いですか?」

するとその時崖の上空にリザイラが転移魔術で現れ

「氷の精霊よ!雪の精霊よ!風の精霊よ!そして大地の精霊よ!己の欲望の為に自然を利用した愚かにして(よこしま)なる者に自然の裁きを与えなさい!」

膨大な魔力を両手に掲げて解放した!するとその瞬間、地鳴りがした後崖の上から雪崩が現れ、雪崩はブルブランを襲った!

「な―――――――」

そしてブルブランは雪崩に呑み込まれ、雪崩はそのまま山の斜面に沿って流れて行き、雪崩に巻き込まれたブルブランは山の麓まで流された!



「…………………………」

その様子を見守っていたリィンは口をパクパクさせ

「な、雪崩を人為的に起こすなんて……!」

「ひ、非常識な……」

「もはや歩く自然災害と言ってもおかしくないぞ。」

「リザイラであるからこそ、今のような事ができるのだ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ