第115話
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能か?」
「……管制室――”聖堂”さえ抑えれば、”教授”や”執行者”達の認証も必要ないので導力技術に詳しい方がいれば誰でも可能です。」
「そうか。……それと現在”グロリアス”内部に残っている可能性がある”執行者”に心当りはあるか?」
「……恐らく”道化師”カンパネルラなら残っている可能性はあります。彼は”見届け役”で直接計画には関わっていないでしょうし……」
「うふふ、よりにもよってその人がいる可能性があるんだ♪……レンの”お茶会”を少し変えたお礼をしてあげないとね♪」
ヨシュアの説明を聞いたレンは凶悪な笑みを浮かべていた。
「他の者達がいる可能性は?」
「……恐らくいないと思います。教授達はこの浮遊都市の中枢内部の攻略をしているでしょうし。」
「………そうか。後は………」
そしてリウイはヨシュアからグロリアスの防衛設備や内部の状況等を聞いた。
「情報提供、感謝する。」
ヨシュアの情報を全て聞き終えたリウイは頷いた後、全員の顔を見た後、作戦内容を言った。
「――では、今から”グロリアス”内で直接戦う者達の名をあげる。異論のある者は遠慮なく言ってくれ。」
そしてリウイは自分自身とカーリアン、エヴリーヌ、レン、ルース、サフィナ、シェラの名を上げた。
「……以上の者達が兵達と共に艦内に潜入、結社の猟兵及び機械人形達を殲滅しろ。また、執行者と思わしき者を見かけたらそちらの撃破を最優先にしろ。」
「はいは〜い。」
「キャハッ♪」
「「ハッ!」」
「御意。」
リウイの指示にカーリアン達はそれぞれ頷いたが
「パパ、少しいいかしら?」
「なんだ、レン?」
レンは手を上げ、レンに気付いたリウイは尋ねた。
「後でセオビットお姉様を召喚して、レンやエヴリーヌお姉様と一緒に戦わせてくれないかしら?」
「………元々奴はマーリオンと共に召喚して戦わせるつもりだったからな。別に構わん。ただし、ミルヒ街道の時のように暴れすぎるなよ?今回は破壊が目的でなく、制圧が目的だからな。エヴリーヌもいいな?」
「うふふ、それぐらいわかっているわよ♪せっかくの巨大戦艦を手に入れる絶好のチャンスなんだから、見事奪って、結社さん達を驚かせてあげましょ♪」
「キャハッ♪じゃあ、魔術はお預けだね。ま、いいよ♪矢を放って、敵の身体を滅茶苦茶に壊して殺すのも面白いし♪」
リウイの忠告にレンは口元に笑みを浮かべて答えた。また、エヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべて頷いた。
「お前もだぞ、シェラ。威力のある魔導砲での攻撃は控えておけ。」
「御意。では本作戦の間は魔導銃及び導力銃での攻撃に切り替えます。」
リウイの指示にシェラは淡々と答えた
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