第114話
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
をお聞きしたいのですが、もしかしてモルテニアはグロリアスと交戦をしたのですか?)
そして猟兵達が守っている出入り口付近に空いている大きな穴を見たエステルは不思議そうな表情をし、ヨシュアは驚いた表情をしている所を、クローゼがいつの間にか戻って来たリウイに尋ねた。
(……ああ。あの穴はモルテニアの主砲とリフィア達が放った魔術によるものだ。)
(あ、あんですって〜!?)
(あのグロリアスの装甲を貫く事も凄いですけど、まさかリフィア達もその原因の一つだなんて………)
(リフィアさん達が本気を出したら、一体どれほどの威力になるのでしょう?)
リウイの説明を聞いたエステル達は驚いた。
(……とにかく。あの空賊の娘を仲間に加えるのなら、一端戻るべきだろう。”レールハイロゥ”とやらのお蔭で移動も楽になっているだろうしな。)
(う、うん。)
その後エステル達は”レールハイロゥ”を使って、公園区画の駅まで戻って来た後、用事があるリウイと一端別れてジョゼットを探して、報告しジョゼットの希望によりエステル達はジョゼットを仲間に加えた。
〜アルセイユ・ブリッジ〜
「さ〜てと。どうする?念の為にモルテニアまで行って、チキが持ってきた商品を見てみる?もしかしたら”執行者”と戦闘になるかもしれないし。強い武器はあっても損はないでしょ?」
「そうだね。彼女の商品はどれも一級品だし、それにモルテニアにいる仲間達を加えるのにもちょうどいいしね。……今から敵地の中に行くんだ。リウイ陛下達のような”英雄”クラスを連れて行った方がいいと思うよ。エステルの言う通り、残っている”執行者”と戦う事になるかもしれないし。」
「そうですね……実際、”執行者”である”幻惑の鈴”やあの”剣帝”すらも圧倒していましたからね……」
エステルとヨシュア、クローゼがこれからの事を話し合っているその時
「失礼します。」
一人のメンフィル兵がブリッジに入って来た。
「何用か?」
ブリッジの中にいたユリアはメンフィル兵に尋ねた。
「ハッ!これより”モルテニア”内に開かれる重要作戦の会議を開くため、”ファラ・サウリン”卿並びに”ルーハンス”卿、そしてヨシュア・ブライト殿に会議に出席して頂きたい事を伝えに参りました!」
ユリアに尋ねられたメンフィル兵は敬礼をして答えた。
「へ?その重要作戦の会議っていうのにメンフィルの貴族のあたしとミントが出席してほしい事はわかるけど、何でヨシュアまで??」
「……申し訳ございません。その理由は私の方では聞いておりませんので。」
「………ちなみにどんな作戦内容なんですか?」
エステルの問いに返せなかったメンフィル兵にヨシュアは真剣な表情で
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ