第112話
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アーク地下道〜
地下道を進んでいたエステル達だったが、魔獣や警備用の人形兵器が道を阻み、協力して倒して行っていた。
「行くわよ〜!円舞剣!!」
エステルの剣技――飛燕剣はすざましいスピードで敵達を襲って、ダメージを与え
「双連撃!!」
「フリージング!!」
ヨシュアとクローゼが放ったクラフトはそれぞれエステルが攻撃した敵達に止めを刺して行き
「水の力よ!水流スマッシュ!!」
ウィルはクラフトを放って複数の敵達にダメージを与え
「そこをどきなさい!リーフ=グラオス!!」
セラウィが魔術で止めを刺して行き
「出でよ、鋼輝の陣!イオ=ルーン!!」
イリーナは魔術を放って、敵達にダメージを与え
「雑魚はどけ!メーテアルザ!!」
リウイが止めを刺して行った!
「よ〜し、終わり!それにしてもウィル達もそうだけど、イリーナさんも結構強いわね。もしかして”幻燐戦争”の時より強くなっているんじゃないの?」
戦闘が終了し、剣を鞘に収めたエステルは仲間達を見て言った。
「ハハ……自分の身を守れないと工匠と言えないしね。」
「フフ……こう見えても私達はそれなりに激しい戦いを生き抜いて来ましたから。」
「フフ、そうですか?そうだとしたら嬉しいですね。リウイやカーリアン様達に少しでも近づいているんですから。」
エステルの言葉にウィルは苦笑し、セラウィとイリーナは微笑んでいた。
「それにしても……さすが”剣皇”と名高いリウイ陛下ですね……同じ細剣を使っている私とは大違いです……」
一方クローゼはレイピアを鞘に収めたリウイに話しかけた。
「……謙遜するな。その年でそこまで戦える者は早々いない。お前のその腕なら少なくとも我が軍の一般兵には勝てるだろう。それに魔術に加えて俺とは異なる魔法剣技を収めているようだな?……フッ、もうクローディア姫には護衛はいらないのじゃないか?」
クローゼの言葉を聞いたリウイはクローゼを見て静かに答えた後、口元に笑みを浮かべて尋ねた。
「陛下にそこまで言ってもらえるとは、恐縮です……」
リウイの言葉を聞いたクローゼは苦笑しながら答えた。
「剣で思い出したが……エステル。……リンの剣技はまだわかるが、いつの間に”神殺し”の剣技――”飛燕剣”を使えるようになった?」
「あ、”飛燕剣”?セリカの元・使い魔だったパズモ達にどんな剣技か聞いて真似して、後はこの剣が見せてくれた景色の中で”飛燕剣”を使って戦う人――セリカがいたから、そのおかげで初歩技なら使えるようになったわ。」
リウイに尋ねられたエステルは頷いて答えた。
「……さすがは”剣聖”の娘といった所と
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