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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic1-F移ろいゆく季節〜The First Secret〜
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右手首から展開されてる“インパルスブレード”で斬り落とされて、チンクの“スティンガー”の爆破を受けた左脚が破壊された。
『この、この・・・このぉぉぉぉーーーー!!』
『こちらトーレ、チンク。敵性戦力を撃破。これより確保します』
手錠を取り出したトーレさんとチンクが女子高生さんに歩み寄って行く。女子高生さんは心底悔しそうに表情を歪めた後、『イプシロン!!』そう叫んだ。その直後、『っ!?』トーレさん達と女子高生さんの合間を光の柱が通過していった。
『砲撃だと!?』
『魔力ではない! これは・・・私たちと同じエネルギー運用の砲撃だ!』
トーレさんとチンクがその衝撃で廊下の床に伏せた。揺れる視界映像の中、『この屈辱、必ず果たす!』女子高生さんがそう怒声を上げながら床を這って、砲撃で出来た穴へと落ちて行った。トーレさんとチンクが『待て!』穴に向かって駆け寄るけど穴の底は次元空間で、女子高生さんの姿は無かった。
『チッ・・・!』
『申し訳ありません、ドクター。逃しました』
「いや、大丈夫さ。あの娘の確保は失敗したが、ラボの在り処を知るプロフェッサーの確保は出来、子供たちも救出できた。悪くはない結果さ。みんな、御苦労だったね」
こうしてプロフェッサー・ヘンリーを巡る戦いは終わった。救出された男の子2人はやっぱり、プライソンの手によって生み出された子たちだった。2人は特別保護施設に預けることになって、プライソンが逮捕されるまではドクターが保護責任者になることになった。
そして、プロフェッサーからプライソンのラボの所在地を聴き出したドクターはシスターズをその地へと向かわせたけど、すでにもぬけの殻になってたって後で知らされた。
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