第百七話
[13/13]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
りで、スイッチについても詳しいと見えるリーダーの言動。
「……それより、シリカにルクス。ありがとね、危なかったわ」
「お礼ならショウキさんに、ね。……ところでそのクナイ、ちょっと見せてくれないか?」
ピンチを脱したというのに緊張感のある面もちのまま、ルクスの視界はリズの手の中にあるクナイの残骸を見据えていた。そんなルクスの様子を不信げに思いながらも、リズは消滅寸前だからもうすぐ消えるわ、という注釈つきでルクスに渡す。
「…………」
「……ルクス、何か知ってるの?」
目を細めてクナイの残骸を見るルクスに、先程まで戦っていたからか気になるリーファが問いかける。
「……ううん。気のせいだった、みたいだ」
――薄くみんなに笑いかけるルクスの手の中で、クナイの残骸は今度こそポリゴン片となり消滅していった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ