機動戦艦ナデシコ
1327話
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ッグ、スレイのカスタムタイプのシャドウ、ムウのアシュセイヴァー。
それぞれが包囲網を形成している敵の横を通り過ぎる間に攻撃し、木星蜥蜴を撃破していく。
3つの勢力がそれぞれ別方向から突っ込んで行く為、包囲網は容易に食い破られていく。
混乱する木星蜥蜴の背後からはイザークのヒュッケバインMk-VとオウカのヒュッケバインMk-Uがそれぞれシャドウやメギロートを引き連れて撃破していく。
勿論エステバリスもそれぞれ協力して攻撃をしていた。
そんな中、俺達は攻撃をしながら包囲網を突き抜けていき……
「見えた」
木星蜥蜴の包囲網の最前線、バッタの群れを撃破しながら突破すると、やがて視線の先にはサツキミドリ2号を捉える。
「よし、まだ持ち堪えてるな」
サツキミドリ2号は、コロニーのあちこちから煙を吐き出してはいるが、それでもまだ崩壊にまでは至っていない。
「全機、サツキミドリ2号を攻撃している機体を優先して撃破していけ。サツキミドリ2号の機体には決して手を出すな。……サツキミドリ2号、管制、聞こえているな?」
それぞれに指示を出しつつ、ヒュドラからファントムを射出する。
ビームではなくレーザーソードを展開したまま真っ直ぐに突っ込んで行く48機のファントムは、ディストーションフィールドを貫き、バッタを撃破していく。
一瞬にして50機近いバッタが一気に消滅したのに驚いたのか、サツキミドリ2号から慌てたように通信が送られてくる。
『こ、こちらサツキミドリ2号、その、そちらはどこの勢力でしょうか? 初めて見る機体なのですが』
「そうだな、取りあえずネルガルに協力している勢力だと言っておこうか。もう少しすればナデシコが姿を現すだろうから、詳しい話はそっちに聞いてくれ。今は、とにかくサツキミドリ2号を守る方が先決だろう?」
言葉を一旦止め、ランツェ・カノーネの砲門でバッタ10機程を纏めて爆散させる。
『わ、分かった。取りあえず俺達を助けてくれるんなら、こっちとしては大歓迎だ』
「こっちの戦力には虫のような無人機がいるけど、大きさが違うから分かるだろ。その機体には攻撃をしないようにしてくれ」
『すぐに連絡を徹底する!』
その言葉は決して嘘ではなく、メギロートと協力するような行動を行い……20分程でサツキミドリ2号を包囲していた木星蜥蜴は全てが撃破されるのだった。
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