第106話
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「………我等の任務は王都を襲う結社の者達の掃討と市民の保護、及びリベール正規軍の支援並びにエステル様とミント様の支援。目の前の集団と連携を取り、任務を達成するぞ!なお、市民の保護、及び正規軍の支援は最優先で行え!エステル様とミント様の護衛部隊の者達は竜騎士達も向かったように王城に向え!恐らくお二人はリベール王家の方達の救助の為にそちらにいる!」
「ハッ!」
そしてメンフィル兵達もまた特務兵達と同じように交戦を始めた。メンフィル兵達の登場に驚いた特務兵達だったが、自分達の援護をしている事に気付くと、メンフィル兵達と共に交戦を繰り広げ始めた!
「おいおい、マジかよ!どうして特務兵とメンフィル兵がいきなり現れやがるんだ!?しかも”結社”の手先を攻撃しているみたいだが……さらに協力しあっているようにも思えるが………」
特務兵とメンフィル兵が交戦を繰り広げ始める一方、茂みでドロシーと共に隠れていたナイアルは驚いていた。
「うふふ、メンフィルの兵士さんはリベールの為に駆けつけてくれたんじゃないですか〜?特務兵さんはきっと反省して助けに来てくれたんですよ〜♪こういうのって汚名挽回っていうんでしたっけ?」
「あのな………他国の兵がそんなあっさり助けに来るわけないだろ……それに汚名を挽回してどうする……。それを言うなら汚名返上だろ。ああ、もうどうでもいい!せっかくカメラが使えるようになったんだ!約束の時間が来るまで撮って撮って撮りまくれ!」
「アイアイサー!」
そしてドロシーはナイアルの指示によって、交戦の様子をカメラで撮りまくっていた。
〜空中庭園〜
「わわっ……。猟兵達が押されてる!?」
「ああ、さすがだね。」
「ヘッ……やるじゃねえか。」
「しかもメンフィルの兵士さん達と一緒に戦っているよ!」
市街地の様子を見たエステルは明るい表情で驚き、ヨシュアは頷き、アガットは感心し、ミントは嬉しそうに見ていた。
「エステル様!」
「ミント様!」
さらに数名の竜騎士達が上空からエステル達の横に飛竜を滞空させた。
「あ!」
「もしかして、ミントとママの護衛部隊の兵士さん!?」
竜騎士達の登場にエステルは驚き、ミントは尋ねた。
「ハッ!ツァイスに在留している正規軍と共に参りました!他の者達も正規軍と共に市街地で交戦を繰り広げています!また、お二人の護衛部隊の内、各1個小隊ほどはこちらに急行しています!」
「そう………よく来てくれたわね!」
さらなる援軍の登場にエステルは口元に笑みを浮かべて頷いた。
「ふむ、メンフィル兵の登場はさすがに予想外だったが、どうやら味方と見ていいだろう。………さて、どうする。
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