六話
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くれた為に。
サトシはユニコーンのペダルに少し力を入れて、ガイドビーコンがあるカタパルトデッキから入っていく、このときにはこの部分のビームシールドは一時的に解除されているが他の部分はまだ維持されたままである。
だからなのか ピンク色の幕に包まれた超大型の空中戦艦として三人の目に映っていたが。
「なるぼとね・・・あれも粒子兵器・・・しかも防御用なのか・・・船を守るように展開されている、私たちが持っているミサイル程度はあの幕ははがれないわね」
確かにベアトリクスが指摘したことはあっている、核兵器程度では戦艦に搭載されているビームシールドはすでに破壊できないほど防御力が上がっていた。
実際に物理兵器の殆どを防いでくれるビームシールド装備の艦艇は火星軍にとってしてみれば当たり前の装備になっている、維持費もあるにはあるが、その維持費はすでに神様からの贈り物によって解消されているのだ。
物資が幾らでも作れる機械がある以上コストはすでに無いにも等しい。
「なんだよ・・・このピンク色の幕は・・・さっきから雪が降っている中、風で艦艇にも当たっているはずなのにそれが・・・雪まみれにならず・・・この幕が存在しているってどういうことなんだ」
テオドールが驚くのは無理は無い、実際にテオドールの通信はシュタージュの連中は一切繋がっていないのだから、だが当然隊長である、アリスディーナ機には繋がっていた。
「この馬鹿が・・・見ればわかるだろう? この幕がレーザー種の攻撃どころか雪すらも溶かしてしまっているということだ、防御系に特化しているサトシ殿の母艦なのだろう、それにその技術の一端でも手に入れることができれば・・・我々はより多くの戦場に出ても生き残ることが出来るんだぞ・・」
「それは・・・確かそうだが・・・その技術が回ってくる保障でもあるのか? はっきり言って乗っ取った方が早いと思うんだが」
実際にテオドールにしてもだ、直ぐにそんな技術が自分達に回ってくるなんてうぬぼれても居ない事実自分達は捨て駒にされる部隊の一つなのだから。
「確かにそうだが・・・たが相手は仮にも軍を名乗っている・・・しかも火星軍とな・・・それに政府もあるとすれば・・・確かにサトシ殿の言うことを素直に受ければ・・・なにも間違いではないだろう
火星と地球は違う惑星だ、地球に有った兵器の運用やそれに情勢下の情報等もほしいと思っているだろうな」
アイリスディーナにしてみれば、仮サトシの言うことが間違いではなければ・・・おそらくは
【私の部隊か・・・それとも東ドイツの中から腕が【良い衛視】がテストパイロットして選ばれることになる・・・また技術を教えるといっても人材を広く広
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