日常
第6話 大本営へ初の出頭
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…うわぁ〜〜!」
早く帰りたいけど、このままじゃ無理で長門に振ったところ、何か策が思い浮かんだと思うと、グイグイ引っ張られてその場から離脱。
提督8「おい、逃げたぞ!」
提督9「逃がすか〜、追撃だ追え追え〜〜!」
『わ〜〜〜??』
≪ドタドタドタ……!≫
けれど逃がすまいと大勢で追い掛けて来る。
≪タッタッタッ……≫
長門「ちっ、面倒だな。提督、飛ばすぞ!」
≪グイグイ……≫
座蒲郎「いや待って…うわぁああ〜〜!」
≪ダダダダ……!≫
追い掛けて来る人達に舌打ちした長門は、彼らを撒こうと俺の腕を更に引っ張り加速。あまりの速さについて行けない俺を無視して長門は走り続けた。
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「「ハア…ハア…ハア……」」
それから大勢の人達に追い掛けまわされ、息を切らしながら横須賀鎮守府に戻ったのは、もう陽が落ちかけた夕暮れ時だった。
疲れた……
長門「ハア…ハア……流石にあれだけ走ると疲れるなぁ……ところで提督…昼食がまだだが…これから食堂に行くか……?」
座蒲郎「ハア…ハア……いや、その前に寝かせてくれ……ハア…あんなに走ったのは初めてだから…ハア…ハア……もう…限…界……」
長門「ハア…ハア……実を言うと……ハア…私も…だ……」
座蒲郎「ハア……だろう…なぁ……ハア…ハア……今日残った仕事は…明日やるとしよう……ハア…ハア……折角…休暇が…取れるし…な……」
長門「そう…だな……ハア…ハア……そう…しよう……」
追い掛けまわされたせいで昼飯と摂れてなかったから、長門に食堂に行くか聞かれたが、長い時間走ったせいですっかりくたびれた俺には、飯よりも休息が欲しかった。息を切らす長門も同じ意見で、今日残った仕事は明日やるとして、今日はその場で解散した。
(続く)
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