暁 〜小説投稿サイト〜
艦隊これくしょん【転移した青年の奮闘記】
日常
第6話 大本営へ初の出頭
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
かれてある部屋の前だった。

座蒲郎「ここ?」

兵2「はい、そうです。
では、自分はここで失礼します」

ここまで案内してくれた兵は、案内を終えるとそそくさと去って行った。

ーーーー

長門「分かってるだろうな?
入る前に必ずノックするんだ」

座蒲郎「勿論分かってる……」

部屋に入る前に長門から注意を受けるけど、そのくらいは大学入試での面接でよく身に付いてるから問題無い……
≪コンコンコンッ≫

ドアを3回ノックし……

「入りたまえ」

≪ガチャッ≫

座蒲郎「失礼します」

長門「失礼します」

声が聞こえてドアを開けた。

室内は入試の際の面接会場そっくりな内装で広く、中央には4人が使える程の長いテーブルを4つ四角形になる様にキチンと並べられている。
そして……


「君が新たに横須賀鎮守府の提督に着任した、沢小路 座蒲郎君だね?」

座蒲郎「はい、そうです!」

部屋の奥の方のテーブルに、明らかに身分が高そうな5〜60代くらいの怖そうな3人の男性が備え付きの椅子に腰掛けていた。男性達側のテーブルの上には、中央に“海相(海軍大臣)”,左側が“海軍部 参謀総長”,右側が“海軍部 連合艦隊司令長官”と書かれた札が置かれていた。

参謀総長「そう畏まる必要は無いぞ」

司令長官「そうだ。君のおかげでこの国は救われたんだ」

海相「そうとも。もっと誇りを持つべきだ」

座蒲郎「は…はい……」

なんか…親しみ易そうな人達だな……あれでも海軍のお偉方なのかな……?
怖そうな外見とは裏腹に、妙に親しみ易そうで、どう接したら良いのかで困る。


海相「まあとりあえずだ、君が横須賀鎮守府に着任してくれて良かったよ。今までの提督はマトモに戦果を得られずに殉職するか、辞任を申請して辞めていったりで手詰まりだったが……」

参謀総長「君が着任してからグングン戦果を上げて行き、しまいには全海域を解放するに至ったのだ。
君は正に、我が祖国の危機を救った英雄だよ」

座蒲郎「そう…ですか……」

しかも英雄とか呼んで来るからタジタジになる。


海相「とはいえだ、 雑談はこの辺にしてだ。話を本題に移そう、ここからは真剣な話だ」

座蒲郎「はい……」

と言ったところで、元帥の言葉で話は真剣な方へと移ることに……

ーーーー

海相「まずはだ。
横須賀鎮守府への着任、おめでとう。
あのクセのある艦娘を指揮出来るのは、君程の逸材でなくてはならん。本当に感謝してるよ」

座蒲郎「いえいえ、とんでもありません。みんなが“居て欲しい”と願ったからこそ、あそこに居ると決めたのです」

海相「そうか。
だが、改めて歓迎するよ。本
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ