第103話
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もあんな面があるなんて………」
「ああ。メンフィルの皇族達は自ら兵を率いて戦うという噂を直に見れた瞬間だな………」
進軍して行くリフィア達をシェラザードは驚いた表情で呟き、ジンは真剣な表情で頷いた。
「…………………………」
「……………行こう、エステル。僕達には僕達のすべき事がある。」
「プリネちゃん達なら大丈夫だよ。みんな強い事はエステルが一番よくわかっているでしょう?」
その様子を黙って見続けているエステルにヨシュアが話しかけ、リタが安心させるような言葉を言った。
「………………わかった。ミント、”竜化”を。」
「うん!ハァァァァァァ…………!!」
エステルの指示に頷いたミントは白銀の竜になった!そしてエステルは男性達と共にカファルーの背に乗り、女性達はミントの背に乗った。
「王都付近までの誘導………お願いします、サフィナさん!」
「ええ。みなさんを必ず無事に送り届けます!」
そしてサフィナが飛竜を空へと舞いあがらせると続くように、エステル達を乗せたカファルー、シェラザード達を乗せたミントが空へと舞い上がった!
「戦場の上空は危険なので、ミストヴァルト方面に迂回して王都に向かいます!………総員、彼女達を守るように、飛行しなさい!」
「ハッ!」
サフィナの指示により、竜騎士を率いる将として最強で、そして最高の称号を持つ神竜騎士であるサフィナ率いるメンフィル竜騎士団はカファルーとミントを守るように、少しの距離をとって、囲むような陣形になった!
「では行きます!」
「はい!カファルー、ミント!サフィナさんにしっかりついて行ってね!」
「グオッ!」
「うん!」
そしてエステル達はサフィナの誘導の元、空を飛んで王都付近の街道に向かった………………!
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