第103話
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掛けるように馬を駆って戦う騎馬に乗ってそれぞれの武器を使う剣騎将、槍騎将、斧騎将、重装備で戦う騎兵である重騎将、騎兵たちを率いる将である黄金騎将、水竜騎士、そして竜騎将達が馬や水竜、竜を駆って矢を受けて苦しんでいる敵達に電光石火のごとく近づいて武器を振るった!
「ギャアアアアッ!?………」
「ガハッ!?…………」
メンフィル兵達の電光石火の攻撃に矢を受けて苦しんでいた敵達は次々と討ち取られていった!
「よし………俺達も行くぞ!」
「フフ、久しぶりね、この空気。…………楽しませてもらうわよ!」
「ハッ!全軍突撃!!」
「オォォォオオォォォォォォオオオォォッッッ!!!!」
そしてリウイ達も突撃を開始し、交戦を始めた!
「ひっ……………!」
「見るな、ティータ!」
「な、何よこれ………!こんなのもう、戦争としかいいようがないじゃない!」
「………………………」
殺されていく猟兵達や武器と武器がぶつかり合い、そして誰かが討ち取られていく様子を遠くから見ていたティータは泣きそうな表情で悲鳴を上げて身体を震わせ、それを見たアガットは両手でティータの目を隠し、エステルは信じられない表情で叫び、ヨシュアは真剣な様子で戦場を睨んでいた。
「プリネ様!我等はいつでも戦えます!」
「こちらもです、ツーヤ様!」
「我等もです、レン様!」
「殿下!我等にも突撃の命を!」
その時、それぞれの部隊の兵達が次々と武器を掲げて、プリネ達に言った。
「わかりました。……サフィナお姉様。エステルさん達を王都付近まで誘導してくれませんか?」
「ええ、わかったわ。………みなさん、準備はよろしいですか?」
兵達の言葉を聞き頷いたプリネはサフィナを見て尋ね、尋ねられたサフィナは頷いてエステル達を見て言った。
「ちょっ、ちょっと待って!リフィアやエヴリーヌ、セオビットはまだわかるけど、プリネ達も戦うの!?」
「レ、レンちゃんやツーヤちゃんも!?」
尋ねられたエステルとティータは血相を変えて尋ねた。
「クスクス♪今更、何を言っているのかしら?2人は。レン達は”皇族”なんだから、兵士さん達を率いて戦うのは当たり前でしょう?」
「で、でも………あそこで起こっている戦いは”殺し合い”だよ!?」
レンの言葉を聞いたミントは信じられない表情で言った。
「………エステルさん達のおっしゃりたい事はわかりますが………これも”闇夜の眷属”達を率いる一族の”義務”です。確かに人を殺すのは好きではありませんが………だからと言って、戦わない訳には行きませ
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