第101話
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ラウス市長がメンフィル兵に尋ねたら、リウイ陛下の命で始めたそうよ………まあ、市民達はあの”大陸最強”のメンフィル兵達が今の状況で街を守ってくれているという安堵感を与えている上、こちらも助かっているし、ある意味いいんだけど………」
「リウイが…………?一体何を考えているのかしら?」
「時間があれば大使館に行って、理由を聞くのがいいかもしれないね。」
アイナの話を聞いて首を傾げているエステルにヨシュアは提案した。
「そうね。王都に向かう途中で寄るのもいいかもしれないわね。……先ほどエルナンさんから通信があって、何でも、アリシア陛下があなた達に話があるらしいわ。グランセルに寄ったら王城を訪ねてほしいですって。」
「女王様が!?」
「一体何の話があるんだろう?」
アイナの説明を聞いたエステルは驚き、ミントは首を傾げた。
「詳しくは聞いてないわ。ただ、導力通信では話しにくい内容みたいね。」
「通信では話しにくいこと……。そっか、導力通信だと傍受される危険があるから……」
「どうやら機密性の高い話があるみたいだね。」
アイナの話を聞いたエステルは納得し、ヨシュアは真剣な表情で呟いた。
「ただ、今すぐ来てほしいという訳ではないみたい。王都に立ち寄ったらでいいそうよ。」
「そっか……分かったわ。」
「これから訪ねてみますが………こちらは大丈夫ですか?」
アイナの説明を聞いたエステルは頷き、ヨシュアは尋ねた。
「………メンフィル兵達に”赤い星座”の事や、”赤い星座”の猟兵が現れた事を後で私が説明して、警戒を強めるように頼んでおくわ。」
「わかりました、お願いします。」
そしてエステルは仲間達と共に王都に向かったその時、エリーズ街道にて信じられない光景を目にした………………
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