第100話
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はあたしなんだからね!」
「はいはい。勿論それはわかっているわよ。」
自慢げに言うエステルをレナは微笑みながら言った。
「さて………と。ここからはエステルとヨシュア……2人の”親”としてヨシュアに聞きたい事や言いたい事がたくさんあるわよ?」
そしてレナは凄味の笑顔をヨシュアに見せて言った。
「え、えっと……母さん?」
レナの様子を見たヨシュアは冷や汗をかいて尋ねた。
「あ、ミントもまだ言い足りない事が一杯あるんだよ!」
「当然、あたしもあるに決まっているじゃない!」
その様子を見たミントとエステルは同意した後、ヨシュアを凄味のある笑顔で見つめた。
「エ、エステル!?ミント!?」
「フフ……ゆっくりで!いいからちゃんと、私達に本当の事を話してね〜?」
2人の様子を見てさらに焦ったヨシュアに止めを刺すかのようにレナは背後にすざましい何かの気を纏って凄味のある笑顔で言った。
「ハイ…………………」
3人の様子を見て逃げられないと悟ったヨシュアは諦めて、肩を落として答えた。それから数時間3人に”色々”言われたり聞かれたヨシュアは心身ともに疲れ切った状態になった。
「……………やっと解放された……………」
数時間後、ようやく3人から解放されたヨシュアは疲労感溢れる様子で溜息を吐いた。
「何よ、ヨシュアったら。男のくせに”ちょっと”怒られたぐらいで、だらしないわね〜。」
「そうだよね〜。」
(どこが!?)
「フフ…………」
2人の言葉を聞いて心の中で悲鳴を上げているヨシュアに気づいているのか、レナは微笑んでいた。
「それより貴女達はこれからギルドに戻るんでしょ?」
「あ、うん。シェラ姉達も待っているだろうし、そろそろ行こうか、2人と………」
レナに尋ねられたエステルが頷いて、ミントとヨシュアを促したその時!
「!エステル!ミント!」
何かに気付いたヨシュアが双剣を構えて、レナの前に立って声を上げた!
「!!」
ヨシュアの言葉に反応したエステルとミントはレナの背後に廻って、それぞれ剣を鞘から抜いて構えた!すると入口と裏口が同時に破壊され、さらにそこから剣とライフルを合体させた武器――ブレードライフルを持った猟兵が入口と裏口からそれぞれ一人ずつ現れた!
「なっ!?」
猟兵達の登場にエステルは驚いた!
「………来る!」
猟兵達の様子を見たヨシュアは警告した!
そしてエステル達はレナを庇いながらの戦闘を開始した……………!
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