第四話 エターナルマナ
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そこから届いているようだった。
「あなたからの勇気と報酬は確かに受け取りました。今この時をもって私はあなたを命を賭して守りましょう」
少女は白く輝く魔道剣を不死者にむけて両手で構え、決意を込めた言葉を紡ぐ。
「聖なる魔石の最高峰。“聖光”の魔石の価値は私の人生をもってしても返しきれるものではない。故に不死者よ──」
暖かな温もりが鋭く白い刃に変わり、迸る魔力はエターナルマナの恩恵か。
「──その身をもって“弱者の意地”を受けなさい!!」
眩い光に包まれた少女は魔剣──いや、『聖剣』を持って跳躍する。
光の帯を残して跳んだ少女の後ろ姿に、ライドは羽が見えたような気がした。
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