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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第七話 ノイエ・サンスーシに行きます。
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イトをダシにして女子士官学校に訪問したいって思うのだけれど・・・思うのだけれど!!どうもその辺が上手くいかないのよ。どこかで握りつぶされてしまう。誰だぁ!?邪魔する奴は!?
後、ゴールデンバウム王朝の地固めしたいって、色々な政策をぶちまけたいのだけれど、その相手がいないのよね。グリンメルスハウゼン子爵へのコネクションはあれ以来ぷっつりと絶たれちゃった。爺様がどうやら別の相手に興味を持ったらしい。せがんで教えてもらおうといろいろやったけれど、駄目でした。チッ。
私が動くと狙われるしなぁ・・・。こまったなぁ・・・どうしようかなぁ・・・。あ、そうだ。いっそのことブラウンさんやリッテンさんをそれとなく教育しなおして、そこから改革させるってのはどうかなぁ?お、いい感じ?そうすれば皇帝陛下は操り人形のスタンス保てるし、私もそうだし。それか、バウムガルデン公爵を狙おうかな。でも、原作でこんな人いたっけ?う〜ん、よく覚えていないのよね〜。
あ、今日は新しくこちらにご奉公させる貴族の皆様たちがやっていらっしゃいます。どんな人が来るのかなぁ。おじいさまがなぜか上機嫌そうだった。せがんでも教えてくれなかった。誰か気になる人でもいるのかな。やだなぁ、またアンネローゼさん的な人が出てきたら。
* * * * *
女性士官学校では「双璧」とあだ名される二人の候補生がいる。どちらも同じくらいの優秀な成績でどちらも同じくらい白兵戦闘や射撃術などの技量がある。
片や、ライトブラウンの髪形をサイドシニョンにしている可憐さを残す美貌の女性、その灰色の瞳は穏やかで知的な光がいつも宿っている。
片や、オレンジ色の髪をポニーテールにした勝気な顔立ちの美人、その双眸は見るものをしてあっと言うほどの強い光に満ちている。
一人目の名前をフィオーナ・フォン・エリーセル、二人目の名前をティアナ・フォン・ローメルドという。二人ともイルーナやアレーナ同様前世から「ラインハルトを守ります!」という目的でやってきた転生者である。前世は二人とも同じ騎士団に所属していたというだけあって、その仲の良さは前世からずうっと続いているのだった。
そのティアナが先ほどからずっと鏡に向かっている。時折と息を吐くが、その眼はじいっと本人の顔を見続けている。
「はぁ・・・・」
ティアナはがっくりと目を伏せた。
「どうして私の眼は赤いまんまなのかなぁ・・・・」
大きなと息を吐いて、あきらめてカラーコンタクトをはめる。普段茶色と見えているのは特別なカラーコンタクトをしているからで、地の瞳の色は赤である。これについては両親も驚いていたらしく、何とかして手術を施そうと頑張ったのだが、結局どうにもできなかった。下手をすれば失明の恐れもあるのだという。であるならば、と彼女は生ま
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