閑話@
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むしろ二人のゲームセンスは異常ね」
「時間がかかりそうだし、トランプでもしようか」
アキザワがトランプを用意している間、ヒメラギとセシリアに視線を向けると、どうやらゲームに熱中し過ぎてこちらに気づいてないようだ。
この調子ならトランプをやっててもバレないだろう。
ーーー――
「ムーー……まけタ」
「ヨッシャーーーっ!! 」
「おー。やっと終わったか」
二回目のババ抜きを丁度終えると、ヒメラギが勝利の雄叫びをあげた。
「さあ。次はカグラが相手だな…………ってトランプやってんじゃねーよ! 」
「時間かかりすぎて暇だったんだよ。セシリア、コントローラーを貸してくれ」
「ムーー……」
もう一度やりたそうにしているセシリアからコントローラーを受け取り、機体をウイングガンダムゼロを選択する。ヒメラギは引き続きFAユニコーンガンダムを選択。
「手加減しねーぜカグラ」
「こっちのセリフだ」
対戦が始まると、開始早々にFAユニコーンガンダムは全ての武装を使いきり、すぐに大型ブースターを射出してきた。
ツインバスターライフルのチャージ射撃でほとんどを撃ち落とし、ゼロシステムを発動させて相手の攻撃の追尾を無力化してその場から離れる。
マシンキャノンで牽制しながらFAユニコーンガンダムとの距離を縮めていき、ある程度のところで接近戦へと切り替える。
ビームサーベルでFAユニコーンガンダムを攻撃し、体力を大きく削っていく。
「このやろー! 」
「ワンパターンなんだよお前は」
FAユニコーンガンダムがバズーカで攻撃した来たが、俺は反撃でローリングしながらツインバスターライフルを放ち、バズーカの攻撃ごとFAユニコーンガンダムを凪ぎ払った。
FAユニコーンガンダムはすぐに体勢を整え、武装をパージしてサイコフレームが虹色へと変色した。
「なかなかやるじゃねーかカグラっ!けど勝負はこっからだぜ! 」
「望むところだ」
「いやアンタも本気過ぎよ」
アマネからのツッコミをよそに、俺とヒメラギは対戦に熱中してしまった。まあセシリアほど時間はかからなかったけど。
「負けたーっ! 」
「実力だ実力」
「ちっくしょー!アマネ、仇をとってくれ」
「はいはい」
ーーー――
「はっ。俺の勝ちだな、アマネ」
アマネはウイングガンダムゼロ(WE)を選択し、俺は引き続きウイングガンダムゼロを選択し、ウイングガンダム対決となってしまった。
「……もう一回よ。アンタに負けると無性に腹が立つわ」
「あ?どういう意味だよ?いいぜ。乗ってやるよ」
「いや交代しろよお前らっ!
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