第6話 命の意味[後編]
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キックをライオトルーパー隊に打ち込んだ。
そしてライオトルーパー隊が全滅したのを確認した3号達は変身を解いた。
「すまなかったな」
そう本郷は黒井と敬介に言った。
「いや、気にするな」
そう言って黒井は自分の部屋に向かおうとした。
その時だった。
「本郷総帥!」
いきなり電が大声を出した。
そこには本郷猛が倒れていた。
「本郷!」
黒井は走り出し本郷を抱いた。
しかし本郷はピクリとも動かなかった。
「司令官!本郷総帥は?」
そう電は黒井に聞いた。
黒井は何も言わずに片目から涙を流していた。
「死んだのかよ?」
そう天龍は聞いた。
「あいつは尊敬できる仮面ライダーだった」
そう言って黒井は本郷を抱えた。
ーーーーーーーー
黒井は本郷を浜辺に寝かせて周りに薪を置いてライターに火を灯してそれを薪に投げた。
そして灯油を浴びせた薪は火が燃え上がった。
黒井は何も言わずに本郷が安らかに眠っているのを見て拳を強く握った。
「司令官!大変です!」
そう吹雪は黒井に駆け寄った。
「どうした?」
黒井は吹雪に聞いた。
「ゼロショッカーの幹部が鎮守府に出現しました!」
そう吹雪は言った。
黒井はそれを聞いて走り出した。
ーーーーーーーー
鎮守府の艦娘達は攻撃を仕掛けてくるゼロショッカーの怪人達に苦戦していた。
「焼き尽くせ!」
そう幹部の一人が肉を食いながら言った。
そしてゼロショッカーの怪人達は艦娘達に向けて攻撃を仕掛けようとした。
しかしゼロショッカーの怪人がいきなり吹き飛んだ。
それをしたのは仮面ライダー3号だった。
「貴様、黒井響一郎!我々の邪魔をするのか!」
そう肉を食いながら幹部は聞いてきた。
「ああ、俺はもう誰も消させやしない!」
そう言って3号は何十人もの敵を拳で倒しながら幹部に攻撃を仕掛けた。
しかし幹部はそれを避けてベルトを片手に持ちながら装着した。
「変身!」
そう幹部が言った瞬間ベルトから光が出た瞬間幹部は仮面ライダーガオウに変身した。
「貴様は俺が倒す!」
そう3号はファイティングポーズを取ってガオウに殴り掛かった。
ガオウは3号のパンチを片手で受け止めた。
3号は連続で攻撃を仕掛けた。
ーーーーーーーー
電達第六駆逐隊は本郷猛の遺体が燃え上がるのを見ていた。
電は涙を流しながら本郷の遺体を見ていた。
「誰にも消えてほしくないのです!」
そう電は泣きながら言った。
「電……」
響きは電の頭を優しく撫でた。
「目を覚ましてください本郷総帥!」
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