第6話 命の意味[後編]
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黒井と暁型と天龍はイスに座っていた。
がちゃ
「神敬介、本郷の容態は?」
そう黒井は神敬介に聞いた。
「生きているのが不思議なぐらいだ」
そう神敬介は黒井に言った。
「あの、司令官さんこの人は?」
そう電は黒井に神敬介を聞いた。
「ああ、こいつは神敬介と言って仮面ライダーXというライダーに変身する男だ」
そう黒井は神敬介の
「あんたも仮面ライダーなのかよ」
そう天龍は敬介に言った。
「ああ、だが今は本郷が眠りから目覚めるのを待とう」
そう言って敬介は道具を片手に持ちながら黒井と一緒に浜辺に向かった。
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黒井と敬介は海を見ながら話をしていた。
「お前がまさか俺を呼んだのが本郷を助けるためとはな」
そう敬介は黒井に言った。
「お前しか医者の知り合いが居なかったからな」
そう言って黒井は缶コーヒーを飲みながら言った。
「それより後ろの子達は何かようでもあるみたいだな」
そう敬介は後ろの木に隠れていた駆逐艦に気づいて言った。
「あの、司令官」
隠れていたのは吹雪と睦月と夕立改二が出てきた。
「どうしたんだ?」
黒井は三人の顔を見て聞いた。
「あの、司令官さん達仮面ライダーもやっぱり死ぬんですか?」
そう吹雪は黒井に聞いた。
「ああ、俺は多くの仮面ライダーを見てきた誰かの笑顔のために平和のために戦い死んでいった」
そう黒井は片手で思い出していた。
今まで死んでいった仮面ライダー達を。
斬鬼、朱鬼、アナザーアギト、G4、ファム、ゾルダ、チェイサー、歌舞鬼、バロン、パンチホッパー、黒影他にも多くのライダーが黒井の目の前から消えた。
消して忘れてはいけないカイザ。
彼等の想いと正義のために黒井は戦っていた。
一人になろうとも。
「黒井、お前の仲間は仮面ライダー達だけじゃないだろ?」
そう敬介は黒井の肩を叩いて言った。
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黒井は眠っている本郷猛のことを思い出していた。
「俺はお前に教えてもらってばかりだったな」
そう言って黒井は外に出た。
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吹雪は夕立改二と睦月と一緒に部屋で話をしていた。
「司令官はずっと死んでいった仮面ライダーの想いを背負ってたんだね」
そう吹雪は黒井の助けられなかった仮面ライダー達の無念さを初めて知った。
「それで私達には死んでほしくないって想ったんだね」
そう睦月は言った。
「でも司令官の優しさも私達のためだったぽいしね」
三人は黒井が彼女達に本当に消えてほしくないと願っていることに少し嬉しく思えた。
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