第98話(7章終了)
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ノバルティスはそれぞれ浮遊都市に視線が釘付けだった。
「フフ……お気に召したようで何よりだ。”輝く環”は永きに渡って異次元に封印されていた……。だが端末たる”福音”があればこちらの次元にも干渉できる。問題はレプリカの精度をどこまで上げられるかだったのだ。」
「そして幾度もの実験を経て真なる”福音”は完成した……。”環”はそれらを通じて己を繋ぐ”杭”を引き抜き……そして今、昏き深淵より甦った。―――それが第3段階の真相か。」
ワイスマンの説明を唯一人、冷静な様子で浮遊都市を見続けているレーヴェが答えた。
「ククク……その通り。」
レーヴェの話を聞いたワイスマンは凶悪な笑みを浮かべて頷いた後、高々と叫んだ。
―――『諸君の働きのおかげで第3段階は無事完了した!これより『福音計画』は最終段階へと移行する!」―――
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