第96話
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
うに顔を顰めた。
「そこです!玄武の地走り!!」
一方リタは平気の様子でクラフトをルシオラに放った!
「ひぅっ!?…………クッ!」
リタのクラフトが命中したルシオラは後ろに跳んで、後退してリタを睨み
「闇に呑まれなさい!ティルワンの闇界!!」
魔術をリタに放った!
「ふふ。」
ルシオラの魔術に命中したリタだったが、命中したにも関わらず傷を一切負わず、自分を襲った暗黒の霧から飛び出してルシオラに迫り
「耐えられます?」
クラフト――薙ぎ払いを放った!
「!!」
リタの攻撃に気付いたルシオラは横に跳んで回避したが
「ああっ!?」
回避しきれず、リタの攻撃がかすった!
「出でよ!雷の槍よ!雷槍!!」
そこにシェラザードが放った魔力によって発生させた雷の槍を放つ魔術――雷槍をルシオラに放った!
「出でよ、魔槍!狂気の槍!!」
しかしルシオラは暗黒の槍を発生させる魔術を放った!暗黒の槍と雷の槍は空中でぶつかって、お互いの攻撃を相殺して消滅した!
「花は散ってこそ花………旋風よ、砕き散らしなさい!奥義、華散風魔の舞!!」
そしてルシオラはSクラフト――華散風魔の舞をシェラザードに放った!
「行くわよ…………嵐の力よ!我が鞭に宿れ!」
一方シェラザードは鞭に雷と風を纏わせ
「フフ…………!」
さらに身体全体に魔力を纏って鞭を持った状態でその場を踊り子が踊るように、華麗に舞った!するとシェラザードを囲むように雷が鳴り響く竜巻が発生した!
「嵐よ、切り刻みなさい!奥義!ハリケーンスラッシュ!!」
シェラザードが鞭を地面に叩き付けるとシェラザードの周りで発生した雷が鳴り響く竜巻がルシオラを襲った!全身に魔力を纏って華麗に舞いながら、嵐を発生させ、敵を攻撃するシェラザードのSクラフト――ハリケーンスラッシュはルシオラが放ったSクラフトの竜巻とぶつかり、相殺して消滅した!
「シェラ姉!」
「こっちは終わりました!」
その時、ルシオラの式神達を倒したエステル達が武器を構えて、シェラザードとリタの元に来た!
「あら……私の奥義が相殺されるなんて。”剣聖”と”闇の聖女”の指導の賜物かしら?それにおチビちゃん達も強くなったわね。私の式神を倒すなんて。」
Sクラフトを相殺され、シェラザード達の元に来たエステル達を見たルシオラは感心した様子で言った。
「はあはあ…………ええ、そうよ。武術はカシウス先生、魔術はペテレーネ師匠よ。そのお蔭で今のあたしがいるんだから。…………姉さん……どう!?」
ルシオラの言葉を聞き、一気に魔力を使い過ぎた反動で息を切らせていたシェラザード
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ