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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜可憐な殺戮者達〜
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ネにはエヴリーヌを睨んだディアーネは片手を空へとかざした!すると、ディアーネの背後に異空間から無数の暗黒の槍が現れた!

「塵となるがいい!キル・ディアーネ!!」

そしてディアーネがかざしていた片手を敵達の方に向けると、無数の暗黒の槍は敵達を襲った!無数の暗黒の槍は頑丈な機械人形達に風穴をあけ、さらに巻き込まれた猟兵達を肉塊へと変え、ディアーネが放ったSクラフトによって大ダメージを受けた機械人形達は大爆発をして、バラバラになった!また、ディアーネのSクラフトを受け、肉塊になってしまった猟兵達は自らの血で地面を真っ赤に染めた!

「フン、雑魚共が。相手にならんではないか。」

敵の残骸を見たディアーネは鼻を鳴らした。

「それでこそ、余の下僕よ!リベールに暗躍する屑共よ!屑共には希望すらもない事をこの余が教えてやろう!十戒の鼓動、起死の招来!善導の聖別がもたらせしは、魂滅による安息と知るがいい!」

ディアーネの活躍を見て、足元に大きな魔法陣を発生させ、不敵な笑みを浮かべたリフィアは禁じられし魔術――大魔術の詠唱を終えた!すると巨大な光の魔法陣が赤い飛空艇が進む先の上空に現れ、そしてそこから細い光が飛空艇を襲った!光は一見細かったが、威力は高く、2機の飛空艇は光を受けた場所から煙を上げた!

「ファントムデストラクション!!」

そして巨大な魔法陣は巨大な光の道を作って飛空艇を襲った!すると飛空艇は大爆発を起こして、バラバラになった!

「ふはははははははー!見たか!余の力を!」

大魔術を放ったリフィアは飛空艇が破壊された空を見て、胸を張って大笑いした。



「なっ…………!な、生身の人間が飛空艇を破壊するだと………!?」

「クソッ………!撤退!撤退だ―――っ!!」

リフィアが放った大魔術――ファントムデストラクションによる飛空艇の破壊を見た猟兵達は驚き、そして表情を青褪めさせた後、退却を始めた!

「クスクスクス………レン達を前に逃げられると思っているのかしら?行くわよ〜………ハァァァァァァ!そ〜れっ!!」

猟兵達の行動を見て残酷な笑みを浮かべたレンはその場で大鎌に魔力と闘気を込めて振るい、竜巻を作って、それを猟兵達に放った!

「ギャアアアアアアアアアアアアッ!?」

竜巻に巻き込まれた猟兵達は全身を切り刻まれ、悲鳴を上げながら上空へと舞い上がらせられた!

「エヴリーヌお姉様!」

「次はエヴリーヌの番だね?ぜ〜んぶ、潰す!!」

レンの呼びかけに頷いたエヴリーヌは上空に一本の巨大な矢を放った!巨大な矢は空で無数の矢に別れ、まるで矢自身に意思があるかのように1本残らず、上空に舞い上がった猟兵達に襲い掛かかった!

「ガッ!?」

全身の到る所に矢が刺
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