外伝〜可憐な殺戮者達〜
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)の意志よ!我等に誇り高き魂を!ゾディアック!!」
猟兵達の言葉に頬を膨らませたレンは自分を含めた、味方全体の物理攻撃、防御力を上げる幻のアーツの中でも最高位に数えられるアーツ――ゾディアックを放って、身体能力を強化した!
「ふふっ。それにしてもこの”オーブメント”……だったかしら。結構役に立つわね。」
「ん。エヴリーヌ達が使えない属性の魔術によく似た力も使える上、付けているだけで身体能力も上がるしね。それにタイミングがわかれば、魔術と同時に放つ事も可能だしね、キャハッ♪」
セオビットは自分が装着しているオーブメントを見て呟き、エヴリーヌは頷いた後、楽しそうな表情をした。
「フン!弱き人間が作った物に頼るとは、軟弱者共め!」
一方ディアーネは鼻を鳴らして不愉快そうな表情で言ったが
「やれやれ…………オーブメントを装備し、さっきアーツを放ったお主が人の事を言える立場か?」
「ぬぐっ………!黙れ!人間の物をどう使うかは我の勝手だ!」
呆れた様子のリフィアに指摘され、表情を歪めて負け惜しみの言葉を言った。
「クッ………応援部隊はまだか…………?」
「…………!今、連絡が来たぞ!王国軍の警備艇に見つからなかった2艇がこちらに向かって来てくれているぞ!」
「ふむ。さすがに飛行艇に来られると、ロレント市が被害を受けるな。……ディアーネよ、地上の敵の相手はお主に任せてもよいか?」
猟兵達の会話を聞いたリフィアは考え込んだ後、ディアーネを見て尋ねた。
「我を誰だと思っている!このような雑魚共を滅する等、造作もないわ!」
「ふむ、そうか。……では余は空の敵を撃ち落とそうぞ!………存分に暴れるがいい!我が下僕よ!」
ディアーネの答えを聞いたリフィアはディアーネに指示をした!
「やかましいわ!ハアッ!!」
リフィアの指示に怒鳴り返しながらもディアーネは自分を襲う魔獣達にクラフト―――薙ぎ払いを放って、滅した!
「…………………………」
一方リフィアは身体全体にすざましい魔力を纏わせて、詠唱を始めた!無防備になったリフィアを見て、機械人形達は銃で攻撃を仕掛けてきたが
「フン!」
なんとディアーネがリフィアをかばうかの如く、リフィアの前に出て、結界をはって防御した!
「おおー。まさかディアーネが人を庇うなんて………明日は槍でも降らすつもり?」
ディアーネの行動に驚いたエヴリーヌはディアーネに尋ねた。
「勘違いするな!この小娘は我の憎き獲物だ!雑魚如きに譲るつもりはない!それと……それほど望んでいるのなら、望み通り、槍を降らせてやろう!……我が魔槍にて、消滅するがいい!出でよ、魔槍達よ!」
エヴリーヌの言葉を聞いたディアー
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