第92話
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……。ある意味、あなたは教授と似ているのかもしれない。」
ブルブランの話を聞いたヨシュアは納得した様子で頷いた。
「はは、私が求めるのは美だが、教授の場合は明らかに違う。それは君も知っているはずだ。」
「………………………………」
「しかし、まさか姫殿下がこの場に来られたとは……。私の崇拝を受け入れる気になったと考えてよろしいかな?」
「残念ですが……私は貴方の期待に応えられるような人間ではありません。真に気高き人間であるならどうして迷ったりするでしょう。”アルセイユ”を陛下に返す時、私は答えを出さなくてはいけない。私は……その時が恐いのです。」
ブルブランに尋ねられたクローゼは否定の言葉を答え、不安そうな表情になって答えた。
「クローゼ……」
「………………………………」
「フハハ!その畏れこそが気高さの証!地を這う虫けらが焦がれて止まぬ翼の輝きなのだ!」
クローゼの答えを聞いたブルブランは高笑いをしながら答えた後、ステッキを構えた!するとエステル達の左右に巨大な人形兵器が2体現れた!
「!」
「わわっ!?」
「強襲用人形兵器、”バランシングクラウン”!」
「さあ、見せてくれたまえ!影横たわる地すら照らし出すその輝きを!」
「霊体の本領を見せてあげる!」
そしてエステル達はブルブラン達との戦闘を開始した!
「みんな、行くわよ!……来て!テトリ!」
戦闘開始早々、エステルは全員に掛け声をかけて全員の闘志を高め、テトリを召喚した!
「後方で援護を頼むわ!」
「はい、わかりました!」
エステルの指示に頷いたテトリは後方で魔術の詠唱やオーブメントを駆動させ始めたクローゼとケビンの所まで下がった。
「それっ!」
しかし、そこにブルブランが特殊なカードを放ってダメージを与えるクラフト――ワイルドカードをエステル達に放った!
「きゃっ!?」
「あいたっ!?」
「うぁっ!」
「ぴえっ!?」
ブルブランが放ったクラフトに命中したエステル、ケビン、クローゼ、テトリは呻いたが
「朧!!」
ヨシュアはクラフトを放つ事によって、回避し、ブルブランを攻撃したが
「フフ………」
ブルブランはステッキで防御した!そして周りの人形兵器達は自分の身体から糸のようなものを元の位置に戻ったヨシュアに放った!
「!!」
敵の攻撃に気付いたヨシュアは一端後退して、回避し、そしてオーブメントを駆動させた!
「耐えられます?剛震突き!!」
そして霊体の為、ブルブランが放ったカードがすり抜けたリタがブルブランにクラフトを放った!
「フハハハハ………!」
しかしブルブ
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