7章〜四輪の塔〜 第91話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
尋ねた。
「とんでもない事…………ああ、リウイを脅した事ね。リウイにはあれぐらいのお灸を据えるのがちょうどいいのよ。イリーナさんがいるくせに、次々とイリーナさん以外の女の人と関係を持つんだから。」
「フフ、それを言ったら主も他人事ではないかもしれませんね。」
(………それにしてもあの”覇王”を脅すなんて、とんでもない娘を彼女にしたもんやな。)
(ハハ………勿論それは自覚していますよ。ただ今回の行動は予想外過ぎますよ…………ハア…………)
エステルの説明を聞いたリタは微笑み、ケビンはヨシュアに小声で耳打ちをし、ヨシュアは苦笑した後、疲れた表情で溜息を吐いた。
「ハア………先生が知ったら、卒倒するわよ…………」
「お、お姉〜ちゃ〜ん………」
「さすがはカシウスの娘といった所か。あの”覇王”を脅すとは。」
「1国の王を脅すとか、無茶苦茶な奴だな。」
「ハッハッハ。既に旦那を超えた存在になったんじゃないか?」
(……………エステル君には本当に驚かされるな………)
一方シェラザードは呆れた表情で溜息を吐き、ティータは引き攣った笑みを浮かべ、博士は感心し、アガットは呆れ、ジンは笑って感心し、ユリアは目を閉じて心の中で驚いていた。
その後エステル達はリフトを使って、地上に降りた……………
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ