暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第172話
[4/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
はせん。湯につからせてやることはできないが、その代わりにこの温泉の湯でアルバレア号を洗ってやろうと思って呼んだだけだ。アルバレア号には戦闘時だけでなく、プライベートの際にも世話になっているからな。主として、そのくらいはしないとな。」

「ハハ、ユーシス、アルバレア号をとても大切にしているな……」

「フフ、俺もユーシスの気持ちはわかる。―――俺も手伝おう、ユーシス。」

「ああ、助かる。」

そしてユーシスはガイウスと共にアルバレア号を洗い始めた。



「使い魔と言えば……ベルフェゴール達はどうしているの、リィン?」

「ま、まさかとは思うが今も君の中にいて僕達を見ているんじゃ……」

その時ある事を思い出したエリオットはリィンに尋ね、マキアスは表情を引き攣らせてリィンを見つめ

「ハハ、ベルフェゴール達にもいつも世話になっているからな。ベルフェゴール達には温泉を楽しむように言って俺の身体から出てもらったよ。」

マキアスの様子を見たリィンは苦笑しながら答えた。



2時間後、男子達が入浴を終えると女子達は温泉に浸かっていた。



〜2時間後〜



「フウ……ちょうどいい湯加減ね。ミルモも気持ちいいでしょう?」

「うん!何だかこのまま眠っちゃいそう……」

湯につかっているアリサに視線を向けられたミルモは嬉しそうな表情で頷いた後心地よさそうな表情をし

「フフ、気持ちはわかるがさすがに湯の中で眠るのは危険だからよしておけ。」

同じように湯につかっているラウラは苦笑しながらミルモを見つめて言った。



「あ〜……身に染みるわぁ……これでお酒とつまみがあったら最高なんだけどねぇ……」

「サ、サラ教官。駄目ですよ〜、お風呂に酒と食べ物を持ちこんだりしたら……」

「チッチッチッ、わかっていないわね〜。温泉で月を見ながら酒を飲む……最高のシチュエーションじゃない♪」

自分の言葉を諌めるトワにサラ教官は嬉しそうな表情で答え

「それじゃあフィーちゃん、頭を洗いますね?」

「ん、お願い。」

フィーはエマに頭を洗ってもらおうとしていた。

「にゅふふふ、じゃあワタシは後でエマの身体の”隅々”を綺麗にしてあげるわね♪」

「け、結構です!というかその手は何ですか!?」

そして口元に笑みを浮かべて両手をワキワキと動かしているヴァレフォルを見たエマは慌てた様子で両手で自分の身体を守るかのように強く抱きしめて答えた。



「気持ちいいです……お姉様達が来れなかったのは本当に残念ですわ……」

「そだね。機会があったら、今度こそ一緒に入りたいね。」

温泉に気持ちよさそうにつかって残念そうな表情をしているセ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ