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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
インターミッションU 帰郷〜迷いの果てに〜 第170話
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わあ!?あ、あの……!」

「はい、できたわ♪眼鏡を外して、髪を下ろしただけだけど、どう?」

するとアリサはエマの眼鏡を外した後三つ編みにして束ねているエマの髪を下ろしてリィン達に問いかけた。



「こ、これは……!」

「とっても綺麗です……!」

「別人に見えるね。」

眼鏡を外して髪を下ろしたエマの姿を見たマキアスは驚き、セレーネははしゃぎ、エヴリーヌは静かに呟き

「うむ……これは見違えたな。」

「ああ……さすがに驚いた……」

感心した様子のガイウスの意見にリィンは呆けた表情でエマを見つめながら頷いた。



「うんうん、前々から勿体ないって思ってたのよ。」

リィン達の反応をアリサは満足げな様子で見つめて頷いた。

「フム……普段からこちらの方がいいのではないか?」

「そ、そんな〜……からかわないで下さいよ〜……」

ラウラの意見を聞いたエマは顔を赤らめて恥ずかしそうな表情をした。



「わたし達がその委員長の脇を固め、アイドスがボーカルの時はミルモ達がアイドスの脇を固める……結構良さそう。」

「で、でも……こんな肌が露出するような衣装でボーカルだなんて……」

「これでも女性の衣装は初期案から大分露出を抑えてもらったんだ。少し大胆だけど、曲のイメージには合ってるとは思う。」

「まあ、確かに品性を疑うほどではないか。それにしても……初期案はどれほど過激だったのだ?」

エマを説得しようと説明をするリィンの話を聞いたラウラは納得した様子で頷いた後ある事が気になって首を傾げ

「ア、アハハ……」

(それはもうかなりギリギリな衣装だったわね♪)

(私もさすがにあの衣装は絶対に着なかったでしょうね。)

(わ、私もです……さすがに睡魔族の衣装とほとんど変わらない衣装はちょっと……)

(フフ、セリカが見たら卒倒するかもしれなかったわね。)

ラウラの言葉を聞いたリィンは冷や汗をかいて苦笑し、ベルフェゴールはからかいの表情になり、リザイラの念話を聞いたメサイアは冷や汗をかいて頷き、アイドスは微笑んでいた。



「フウ……曲のイメージに合ってるって言うなら観念するしかないみたいね……エマ、私とプリネもボーカルのフォローに割り当てられているし、一緒に頑張りましょう?アイドスだって、突然の抜擢に文句を言わずに引き受けたのよ?」

説明を聞いて納得したアリサは溜息を吐いた後エマを諭し

「え、え〜と……その……ハア……わかりました。何とかやってみます。」

アリサに諭されたエマは肩を落として溜息を吐いた後ようやく納得した。



「しかし歌はともかく、演奏は何とかなるのか?”ベース”とやらは全くや
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