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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
インターミッションU 帰郷〜迷いの果てに〜 第170話
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イドギター”がアリサとプリネ、それにヴァレフォル、”ベース”がガイウスとツーヤ、アムドシアスか。私は……?」
それぞれの役割を見た後自分の役割を見たラウラは首を傾げた。
「ラウラはベルフェゴールと同じ”ドラム”だな。そして……ヴァイオリンとキーボードがエリオットとセレーネ、それにフィニリィとメサイア。」
「あ。バックダンサーがわたしとミリアム、後はエヴリーヌにペルルとミルモ……それと一曲目のボーカルが……マキアスとユーシス……二曲目がエマ……三曲目がアイドス……」
「”バックダンサー”?何それ。」
ガイウスやフィーと共に自分の役割を見ていたエヴリーヌは首を傾げ
「えっとね、バックダンサーって言うのは―――」
エヴリーヌの様子を見たエリオットは説明しようとした。
「「ちょっと待った!!」」
するとその時ユーシスとマキアスが同時に机を叩いて立ち上がって声を上げた!
「こ、こいつと僕が二人組のボーカルだと!?」
「しかも……同じ衣装を纏ってなどと……!」
「ヒ、ヒラヒラしているぞ!?」
「え、え〜と……王子様みたいでカッコイイでしょう?」
二人の反論にエリオットは戸惑いながらリィン達に問いかけた。
「うん……わりと女子受けはいいんじゃないかしら。」
「二人なら結構映えるかも。」
「ええ。お二方とも容姿が整っていますしね。」
「だ、だよね〜。インパクトもあると思うんだ。マキアス、T組に負けたくないんでしょう?」
自分の説明に納得している様子のアリサやフィー、セレーネの意見に頷いたエリオットはマキアスを見つめて問いかけた。
「そ、それは……!」
「俺もフォローでボーカルに入るから二人とも何とか頑張ってみないか?」
「む、むう……!」
「フフッ、折れるしかなさそうだな。」
リィンの意見を聞いて言葉を濁しているマキアスの様子を見たガイウスは苦笑しながら呟き
「え、え〜と……二曲目はさすがに冗談ですよね……?」
エマは冗談であって欲しい事を強く願いながら冷や汗をかいてエリオットに尋ねた。
「ううん、これがベストっていうのがクロウの意見。眼鏡を外して、ギャップを出して脇をフィーたちで固めれば完璧なんだって。」
しかしエマの願いは虚しくエリオットは首を横に振って説明をした。
「ギャ、ギャップって言われても……」
(おっ、わかっているじゃない♪)
説明を聞いたエマは冷や汗をかいて戸惑い、ヴァレフォルは笑顔になった。
「なるほど……」
「ア、アリサさん!?眼鏡を返してください……!」
「じっとしてて。」
「え……わ、
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