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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
インターミッションU 帰郷〜迷いの果てに〜 第170話
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ウラは理解しなくていいさ。」

苦笑した後眉を顰めて考え込む仕草をするラウラを見たリィンは冷や汗をかいて苦笑した。



その後荷物を部屋に置いたリィン達はロビーに集合した。

〜鳳翼館・ロビー〜



「みんな、集まったみたいだな。」

リィンはソファーに座っている”Z組”の面々を確認した。

「ええ。」

「打ち合わせができるということは学院祭のステージ内容が詰め終わったという事か?演目は聞いたが、肝心の構成を聞いていなかったな……」

「フン、随分ともったいぶったものだ。」

マキアスの言葉に続くようにユーシスは鼻を鳴らしてリィンを見つめた。



「すまない。でも、エリオット達のおかげで何とか纏まったよ。」

「実習明けに伝える予定だったんだけど、小旅行をする事になるなんて思ってもいなかったからさ。」

「確かに……それなら致し方あるまい。」

「それにザクセン鉄鉱山の件が落ち着いてからすぐにヘイムダルに向かいましたしね……」

エリオットの説明を聞いたラウラとセレーネは納得した様子で頷いた。



「クロウとアムドシアスさんは僕とリィンに任せるって事だから早速発表するよ。演奏する曲は3曲。必要なのは導力楽器を演奏するバンドと男女と異種族のボーカルと、バックダンサーだね。」

「フム……かなり本格的だな……」

「さ、三曲もやるのか……?しかもバックダンサーまで……」

「よくわかんないけど、めんどくさそう。」

「エ、エヴリーヌさん……練習する前からそんな事を言わないで下さいよ……」

エリオットの説明を聞いたガイウスは考え込み、マキアスは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、ジト目で呟いたエヴリーヌの言葉を聞いたセレーネは呆れた表情になった。



「お客さんも一曲じゃ物足りないと思うし、インパクトを考えるとバックダンサーは必要かなと思って。それに三曲目はアムドシアスさん達――――リィン達が契約している異種族のメンバーばかりだから、実質僕達がやる曲の数は二曲だよ。」

「ま、エリオットがそう言うなら……」

「フン、見込みがあるなら特に拒む理由は無い。」

エリオットの説明を聞いたフィーは納得し、ユーシスも鼻を鳴らして同意した。

「ふふっ、これがステージの構成と当日の衣装案。」

そしてエリオットは”Z組”のメンバーにステージの構成と衣装案が書いてある書類を配った。



「……えっ!?」

(おっ!エマのソロボーカルか〜!フフ、どんな歌を歌ってくれるのかしら♪)

ステージの構成の自分の役割を見たエマは驚き、ヴァレフォルは興味ありげな表情をし

「ふむ……”リードギター”がリィンとリザイラ、”サ
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