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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第169話
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むしろこちらの方よ?メンフィル軍の兵器であるパテル=マテルを破壊しようとした行為……この場で”処刑”されても文句は言えないわよ?」
「……ッ!」
しかし凶悪な笑みを浮かべて大鎌を取り出したレンがさらけ出す殺気や闘気に呑みこまれ、息を呑んで黙り込んだ。
「ちなみにレンがこの場にいる理由はカレイジャスに乗せてくれたオリヴァルト皇子への”お礼”よ。それにレンはエレボニアとメンフィルの国家間の回復の為に貴方達領邦軍が手をこまねいていたテロリストを処刑しただけよ?」
「う……あ……」
「ヒッ……!?」
「ば、化物……!」
どんどん膨れ上がるレンの殺気に呑みこまれた隊長や領邦軍の兵士達は身動きが取れず、悲鳴を上げた。
「ああ、そうそう。士官学院の人達がこの場にいるのはレンが彼らに鉱員達の解放とテロリスト達と戦闘が起きた時のサポート要員として同行するように”依頼”したから彼らの身はレンが保証するわ。」
「う……あ……ふ……ふざけるなあぁぁぁっ!他国の皇女が土足で我らの領地に踏み込んで好き勝手に暴れた挙句、そのような戯言が通じると思っているのか――――!」
するとその時自棄になった隊長がレンに襲い掛かり
「なっ!?」
「何をしている!?レン姫に手を出せば君どころか侯爵家もタダでは―――」
「…………!」
「うふふ、そっちが仕掛けてくるのなら遠慮はいらないわよねぇ?」
隊長の行動を見たリィンは驚き、アンゼリカは警告しかけ、クレア大尉は大型の軍用銃を懐から取り出して隊長に銃口を向け、レンは凶悪な笑みを浮かべて迎撃の構えをした。するとその瞬間、突如ミュラー少佐がレンの前に飛び込み
「フン!」
「へぶッ!?」
大剣を振るって隊長を吹っ飛ばした!
「え――――」
「あ、貴方は……!」
ミュラー少佐の登場にエリオットは呆け、マキアスは驚き
「―――お怪我はありませんか?レン姫。」
「うふふ、大丈夫よ。」
自分の方へと振り向いたミュラー少佐の言葉にレンは微笑みながら答えた。
「やれやれ…………よりにもよってレン姫に危害を加えようとするとは……そんなに早死したいのかい?」
その時聞き覚えのある呆れた様子の声が聞こえ、声に驚いたリィン達が声がした方へと振り向くとなんとそこにはオリヴァルト皇子がジョルジュやツーヤと共にいた!
「オリヴァルト殿下……!」
「ナイスタイミング。」
オリヴァルト皇子の登場にアリサは声を上げ、フィーは静かに呟き
「ツーヤさん、ジョルジュ先輩も……」
「お姉様達が無事で本当によかったです…………!」
ツーヤとジョルジュに気付いたリィンは目を丸くし
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