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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第167話
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でも、みんなで力を合わせればきっと勝てます……!」
リィンの警告にアンゼリカは頷き、エリオットやマキアス、セレーネは自らを叱咤してCを睨んだ。
「フフ……さすがに少々分が悪いか。これくらいは許してもらうぞ。」
一方リィン達を見回したCが不敵な笑みを浮かべるとCの左右の空間が歪み始めた。
「……!」
「上……!?」
するとCの左右に巨大な人形兵器が現れた!
「”結社”という組織の……!」
「こんな隠し玉まで持っていたのか……!」
人形兵器を見たアリサとリィンが驚いたその時、Cはダブルセイバーを取り出して構えた。
「トールズ士官学院、特科クラス”Z組”の面々……入学から半年―――どれ程成長したか見せてもらうぞ!」
「うふふ、レンの事も忘れてもらっては困るわね?――――ハアッ!!」
Cの言葉を聞いたレンは不敵な笑みを浮かべた後自らに秘められる力を解放し、膨大な瘴気や魔力をさらけ出すと共に菫色の髪は銀髪に、金色の瞳は真紅の瞳へと変貌させた!
「なっ!?」
「これは一体…………!?」
「ええっ!?そ、それってこの間の模擬戦の相手―――”特務支援課”のティオちゃんが僕達との模擬戦で見せた……!」
変貌したレンを見たリィンとアンゼリカ、エリオットは驚き
「ほう……?―――なるほど。それがかの”D∴G教団”の”儀式”によって得た”力”か。―――面白い。」
Cは興味ありげな様子を見せて呟いた。
「あ……」
Cの言葉からレンの過去を思い出したセレーネは呆けた声を出した。
「ま、まさかティオ君はレン姫と同じ―――」
一方ある事を察したマキアスは信じられない表情で呟いたが
「―――おしゃべりはそこまでよ。―――行くわよ。」
レンは静かな口調で続きを制止してリィン達に促した。
「はい!――――今こそ力を貸してくれ―――アイドス!!」
「お願い―――ミルモ!!」
レンの言葉に頷いたリィンはアイドスを召喚し、リィンに続くようにアリサはミルモを召喚した。
「”Z組”A班………これより目の前の敵を全力で迎撃する!絶対に生きてトリスタに戻るぞ!」
「おおっ!!」
そしてリィンは仲間達に号令をかけ、C達との戦闘を開始した!
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