4部分:第四章
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「それでその次はうちの顔に」
「はい、待って下さいね」
自分の顔を確かめられてそれで喜んでいるのは隠して彼等に応じる。そしてだった。
「じゃあどんどんならせてもらいますよ」
「御願いするわね」
「それじゃあな」
「はい」
こうしてだった。彼はまた他の人の顔になるのだった。だが彼の本来の顔がちゃんとあることがわかってだ。確かな気持ちでそれになれるようになっていたのだった。それが今の彼だった。
変装の果てに 完
2010・9・29
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