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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第166話
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」
レンとアンゼリカはそれぞれ頷いた。
「どうか気をつけて……!」
「ああ、オッサンたちを送ったらすぐに戻ってくるからよ。そんじゃまた後でな。」
「殿はあたしがつくので鉱員の皆さんはクロウさんの先導に従ってついて行ってください。」
そしてツーヤとクロウは鉱員達と共にその場を去った。
「……行ってしまったか。」
「二人だったら大丈夫だと思うけど……」
「ああ、心配いらないさ。あれで頼りになる男だからね。」
「お姉様は成竜として何度も戦いを潜り抜けているそうですから、きっと大丈夫ですよ……」
「そうね。”リベールの異変”や”影の国”での修羅場を考えれば大した事はないわね。」
二人を心配するマキアスとエリオットの様子を見たアンゼリカとセレーネはそれぞれ心配は無用である事を口にし、セレーネの言葉にレンは頷いた。
「ひとまずあちらは任せましょう。―――俺達はこのまま奥へ向かうぞ。」
「ラジャ。」
「必ず鉱山町たちを助け出しましょう……!」
その後鉄鉱山の探索を再開したリィン達だったが途中のクロウとツーヤからの通信で崩落によって、二人とも離れ離れの状態で連絡道へのルートが塞がってしまった為、それぞれルートを探してリィン達に合流するという通信が来た後再び探索を再開し、終点近くに到着するとリィンのARCUSに通信が来た。
「こちら、リィンです。」
「―――ジョルジュだ。いま大丈夫かい?」
「ジョルジュ先輩……!」
「たった今、トワの方からまた連絡があってね。今回は直接話したいそうだからこれから通話を中継するよ。音質は悪いと思うから、スピーカーモードをオンにして待っててくれ。」
「ええ、わかりました。スピーカーモードをオン、と……」
通信相手であるジョルジュに指示をされたリィンはその場にいる全員に聞こえるようにスピーカーモードにした。
「―――リィン君たち、大丈夫!?」
「ハーシェル会長……!」
「ああ、みんな無事さ。」
「アンちゃん……よかった、声を聞けて!さっきもクロウ君とツーヤちゃんが崩落に巻き込まれたって聞いて本当に心配したんだから……!うう、こんなことならわたしもそっちに行けばよかったよ。」
「いえ……こうして声が聞けただけでも心強いです。」
「うんうん、サポートも頼りにさせてもらってますし!」
「はい!先輩方のサポートのおかげでわたくし達は先に進めるのですから……!」
「二人とも無事だそうだし、ひとまず安心するといい。」
「そっか……よかった。―――そ、そうだ聞いて!さっき情報が入って来て……鉄道憲兵隊に対して皇帝陛下から調査許可証が発行されたみた
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