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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第165話
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どっかに閉じ込められているようだが……」

端末に映った人物達を見たアリサは信じられない表情をし、アンゼリカは安堵の表情をし、クロウは考え込んだ。



「監視カメラの位置はここだから…………現在地からの最短ルートは………………―――――鉱山内の制御装置の機能も今、ハッキングで奪って操作したから鉱山内で封鎖されている障壁や橋も全て開通させたわ。」

「ええっ!?こ、こんな短時間で鉱山内の制御装置の機能まで奪ったんですか!?」

「め、滅茶苦茶だ……」

端末の操作を終えて荷物の中にしまったレンの話を聞いたアリサは驚き、マキアスは疲れた表情をした。



「―――それじゃあ、行きましょうか♪鉱山内や非常用の通路のマップもさっきイリーナ会長の端末にハッキングした時に全部覚えたから、レンが鉱員の人達が閉じ込められている場所までの最短ルートを案内してあげるわ♪」

「ブッ!?」

「か、母様の端末に!?そ、そんな……ありえないわ!母様の端末には強固なプロテクトがかけられているんですよ!?」

小悪魔な笑みを浮かべて答えたレンのとんでもない話を聞いたリィンは吹き出し、アリサは信じられない表情で声を上げた。



「うふふ、疑うなら証拠を見せてあげましょうか?」

「へ?証拠って一体―――」

そしてレンの言葉にアリサが呆けたその時

「だから私は……もう目を逸らさずに言うわ。母様の娘として、家族として。何よりもラインフォルトを幼い頃から見続けた者として。母様―――貴女のやり方はやっぱり”間違ってる”って。」

「!!!!!???」

レンが端末を操作すると端末にイリーナ会長の前で啖呵を切ったアリサの画面が映り、画面を見たアリサは混乱した!



「クスクス、さすがはラインフォルトグループ会長の端末ね。カメラ機能までついているもの♪レン達はホテルでイリーナ会長に歯向かうアリサお姉さんの様子を見守らせてもらったわ♪」

「な、なななななななななっ!?」

「え、えっと……凄かったですよ、アリサさん……」

「す、すみません、アリサさん……」

レンは小悪魔な笑みを浮かべて顔を真っ赤にして混乱しているアリサを見つめ、その様子を見たセレーネは冷や汗をかいて苦笑し、ツーヤは疲れた表情で謝罪した。



「ほ、本当にイリーナ会長の端末にハッキングをするなんて……」

「レン姫が何でもこなせる”天才”である事はプリネ達の話で知っていたけど……」

「話に聞いていた以上にチートすぎだろ……」

「ハハ……世界は広いなぁ。まさかこんな年下の女の子がラインフォルトグループの会長の端末にハッキングできる程導力通信端末の技術に長けているなんて。」

「まさに”反則
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