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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第162話
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我々に任せてください。皆さんは戻って実習のほうを―――」
そしてクレア大尉はリィン達をその場から解放しようとしたが、何かに気付いた。
「―――ッ――――?」
「クレア大尉……?」
「どうされたんですか?」
突如目を閉じて黙り込んだクレア大尉を見たリィンとアリサは不思議そうな表情で尋ねた。
「……どうして領邦軍はまだ動いていない……!?とっくに事件の報せは行っているはず……しまった、領邦軍の方を―――!」
「???」
「おいおい、どうしたって……」
クレア大尉の独り言を聞いていたフィーは首を傾げ、クロウは戸惑っていた。
「クレア大尉!!」
その時鉄道憲兵隊員が慌てた様子でクレア大尉に近づいてきた。
「ザクセン鉄鉱山の方で動きが!」
「―――どうやらテロリストが急襲した模様!」
「なっ……」
「なんですって!?」
「……やはり。―――総員撤収、鉄鉱山に向かいます!司令部へ伝達!近隣より12個中隊を2時間以内に回るように要請を!」
「イエス・マム!」
そしてクレア大尉と鉄道憲兵隊はその場から慌てた様子で去って行った。
「い、一体何が起こっているの……?」
「わからない……けど。」
「鉄鉱山がテロリストに襲われたとかなんとか……!」
「鉱員の方達は無事でしょうか……?」
「……わからない。列車砲でオルキスタワーを狙ったくらいだからね……」
クレア大尉が去った方向をエリオットは戸惑いの表情で見つめ、フィーとマキアスは真剣な表情になり、心配そうな表情をしているセレーネの言葉を聞いたツーヤは真剣な表情で答え
「……鉱山長たちが!」
アリサは悲痛そうな表情をした。
「どうやら行ってみるしかなさそうだな。」
「ああ……急いで追いかけよう!」
そしてリィン達はザクセン鉄鉱山に急行した。
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