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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第162話
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援が来てから……」
警備兵はリィン達の身を心配して警告したが
「……決断は早い方がいい。残されている人の生存率がそれだけ上がる。」
「警備兵のみなさんは、この場の人達の避難誘導を!」
「くっ、確かにそれもあるが……」
フィーとマキアスの話を聞いて反論できなくなった。
「こ、こうなったら兄ちゃんたちに賭けるしかねえ!」
「ああ、なんとか仲間達を助けてやってくれ!」
「クク、まあ任しときな。」
「トールズ士官学院”Z組”……これより、軍需工場へと突入する!」
「おおっ!」
そしてリィン達は工場に突入した!
「あ、あれは……!」
「なにあれ……!?」
工場に突入したリィン達は今まで見た事の無い一際大きい人形兵器と、工員を庇う警備兵達を見つけた。
「ば、化物め……!」
「くっ、応援はまだか!?」
「く、くそっ……」
「このままじゃ……」
工員や警備兵達が悲痛そうな表情をしていると人形兵器は警備兵達にゆっくりと近づいてきた。
「ひいいいいっ……!」
「め、女神さまっ……!」
「―――待て!」
そして人形兵器が今にも警備兵達に危害を加えようとしたその時、リィンが声を上げて人形兵器の注意を自分達へと逸らした。
「あ、あんたたちは……!」
「ここは僕達に任せてください!」
「工員達の避難を!」
「わ、わかった……!」
マキアスとアリサの指示を聞いた警備兵達は工員達を警護しながら人形兵器から距離を取った。
「くっ、とは言ったものの……!」
「今までとは比べ物にならないくらい、手強そうですね……」
マキアスは目の前の脅威に唇を噛みしめ、セレーネは不安そうな表情をし
「やっぱ”結社”とやらの人形兵器かよ。へっ、ガレリア要塞で見た奴等より厄介そうだな。」
「”結社”の人形兵器と戦った事のあるあたしも始めてみるタイプです。正直、何をしてくるかわかりません。」
「重火力タイプっぽい。油断すると一気にやられそう。」
クロウは不敵な笑みを浮かべ、ツーヤとフィーは警戒の表情で睨んだ。
「攪乱しつつ一気に畳みかけるぞ!」
「ええ……!」
そしてリィン達は人形兵器との戦闘を開始し、協力して人形兵器を撃破した!
「はあっ、はあっ……」
「た、倒せたか……」
「手強かったですわね……」
「やれやれ、さすがに骨が折れたな。」
人形兵器を倒し終えたリィン達はそれぞれ武器を収めた。
「す、すげえ……」
「あんなデカブツを倒しちまうなんて……」
「そうか、その制服……
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