第123話
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っ!クイックドロウ!!」
ジンとケビン、オリビエも続くように広範囲を攻撃するクラフトでアネラス達にダメージを与えた。
「行くわよ!汚れなき風よ、我に仇なす者を包み込め――――イノセント・シャイン!!」
そこにティアがアネラス達の頭上から極太の聖なる光を落とすとティアのSクラフト――――イノセント・シャインを受けてダメージに耐えきれなかった獣人達は消滅し、アネラスは姿を変えて、変身する前の状態――”グリモア”になり
「炎よ集え、魔王炎撃破!!」
ガイが剣に炎を纏わせた一閃を放ってグリモアを真っ二つにしてグリモアを滅した!するとグリモアをが消えた場所に封印石が現れ、それを見たケビンは仲間達と共に武器を収めて封印石を回収した。
「ふう………これで一段落ですね。」
「ああ………誰が閉じ込められてるかは言うまでもなさそうや。いったん拠点に戻るとしようか。」
ヨシュアの言葉にケビンは頷いた後、封印石の中にいる人物を解放する為に仲間達と共に庭園に戻って封印石を解放した。
〜隠者の庭園〜
「こ、これは………」
「………眠っている?」
光から現れようとした人物の状態を見たケビンとヨシュアは驚いた。すると光が消え、そこから目をつむって横たわっているアネラスが現れた。
「うーん………むにゃむにゃ………可愛いことは正義………可愛いものには福がある………可愛さあまって好きさ千倍…………えへへ………昔の人はスゴイなぁ………」
アネラスの寝言を聞いた全員は脱力した。
「ど、どんな格言やねん………」
「というか昔の人って言っていますけど、誰がそんな格言を言ったのですか……」
「前々から疑問に思っていたけど、この娘の頭の中はどうなっているのかしら?」
「9割以上は”可愛い”で占められていると思うぜ。」
そしてケビンとロイドは呆れた表情で呟き、呆れた表情でアネラスを見つめるアーシアの疑問にフレンは口元に笑みを浮かべて答えた。
「話が合う人が現れてよかったね、ティア〜。」
「フフ、貴女でしたら間違いなくすぐに彼女と仲良くなれますわ。」
「た、確かに可愛いものは好き……いえ、嫌いじゃないけど私はあそこまで重度じゃないわよ!?」
からかいの表情のアニスと微笑みを浮かべているナタリアに見つめられたティアは焦った様子で答え
「いや〜、未だ必死に誤魔化そうとするとは、若いですねぇ。」
「ハハ、あんまりからかってやるなよ。」
からかいの表情でティアを見つめるジェイドにガイは苦笑しながら指摘した。
「し、幸せそーですね………」
「フフ、起こすのが申し訳なくなるくらい幸せそうに眠っているわよね。」
一
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