第120話
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自分だけ探索班に入らない事を宣言したリースは最初に自分達が飛ばされた場所―――巨大な本棚がある場所に向かって行った。
「リ、リースさん?」
「え、ちょっと………」
(リース………)
リースの突然の行動にティータとジョゼットが戸惑っている中、アーシアは心配そうな表情でリースを見つめていた。
「………………………」
「……いいのか?追いかけなくて。」
リースの行動を呆けて見つめているケビンにジンは真剣な表情で尋ねた。
「あ………えっと………すんません。ちょっと行ってきますわ。」
そしてジンの言葉に我に返ったケビンはリースを追って行った―――――
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