第83話
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ためさ。でも、ただサヨナラじゃああまりにも芸がないからねぇ。君たちの脱出劇を少しばかり盛り上げてあげようと思ったんだ。」
そしてカンパネルラは指を鳴らした!すると何かが飛んで来る音がした後、エステル達の足元に銃弾が放たれた!そして目の前に大型の機械兵器達が5体現れた!
「な、な、な!?」
「高機動飛行人形、”ペイルアバッシュ”!もうロールアウトしていたのか!」
大型の機械兵器達の登場にエステルは信じられない表情をし、ヨシュアは真剣な表情で言った。そしてカンパネルラはお芝居をするような口調で言った!
「かくして再会した2人の前に新たな障害が立ち塞がるのでした。ああ、少年少女の運命やいかに!」
そしてエステル達は戦闘を開始した!
「「「「「……………………」」」」」
機械兵器――ペイルアバッシュ達はエステルとヨシュアに向かって一斉射撃をした。
「クッ………エステル!パズモ達を呼んで!僕達だけじゃ、とても手が足りない!」
敵の一斉攻撃を回避しながらヨシュアは同じように回避しているエステルに指示した。
「わかっているわ!パズモ、永恒、テトリ、ニル!力を貸して!」
ヨシュアの指示に頷いたエステルはパズモ達を召喚した!
「さすがに相手が相手だからこうなったら、総力戦よ!クーちゃん!貴方も出てきて!」
「クー!」
そしてエステルはさらにクーも召喚し
「カファルー!今こそ貴方の力の見せどころよ!」
「グオオオオオオオオ――――ッ!!」
最後にカファルーを召喚した!
「なっ!?その水竜はあの時の………!それにエステル、あれからまた使い魔を増やしたのか……それも今までとは比べ物にならないくらいの強さの………しかも今までとは違う大型タイプと契約するなんて………けど、これなら………行ける。」
「わーお…………妖精、狐、天使、竜に大型の獣………フフ、本当に異種族に好かれる娘だね♪油断していたら、愛しい彼女を彼らに取られちゃうよ?ヨシュアきゅん♪」
クーやカファルーを見たヨシュアは驚いたが、すぐに戦力分析をして冷静な表情をし、カンパネルラは驚いた後、からかうような表情でヨシュアを見て言った。
「パズモ、永恒、テトリ、ニル!あなた達は協力して1体をお願い!」
(わかったわ!)
「はい!エステルさん達も気を付けて下さい!」
「フフ………今こそ守護天使の本領を見せてあげますわ!」
(行くぞ!)
エステルの指示に頷いたパズモ達は1体の敵に集中攻撃をした!
(行けっ!連続光弾!!)
「ヤアッ!精密射撃!!」
(燃えよっ!)
「たぁっ!!」
パズモは魔術を、テトリは弓技を、サエラブは炎の玉を、ニルは
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